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カスタマイズ講座『グリップエンドのアレの作り方』

こんにちは。

元バドミントン専門店店員、現バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

たまに聞かれる

「グリップエンドのアレはどうやって作っているんですか?」

そんな疑問にお答えします!

 

ラケットは、グリップとガット(ストリング)を調整することで別物のように感覚が変わります。

バドミントンラケットをカスタマイズするのも一つの楽しさ♪

それではどうぞ!

 

 

グリップのアレとは

グリップエンドを太くしているアレです。

たまに見かけますよね。

グリップエンドが通常よりも太くなっていて野球のバットみたいになっているグリップ。

今回はこのグリップエンドを太くする方法をお伝えします。

 

 

なんで太くしてるの?

そもそもなんで太くしているの??

という話になります。

個人的な好みと言ってしまえばそれまでなんですが、小指側に安定感が欲しいというのが一番です。

4スタンス理論という身体操作の理論では人によって体の使い方が異なり、自分の特性に合った使い方をすることでパフォーマンスが上がるというものです。

私は小指と薬指が安定しているとラケットのコントロールがしやすいため、グリップエンドを太くすることで、小指と薬指にフィットするようにしています。

 

また、ヨネックスのアストロクスシリーズではローテーショナルジェネレーターシステムという機能があるのですが、これは重量の配置を調整することでヘッドヘビーながらもラケットの操作性を高めるというもののようです。

参考:アストロクス99試打レポート

これと同じような発想で、グリップエンド側にバランスを加えることで、ラケットの操作感覚が微妙に変化します。

そんなこともあり、グリップエンドを太くするアレを愛用しています。

 

 

作り方

ではグリップエンドを太くするアレの作り方を解説していきます。

 

用意するもの

 

いらなくなったテープをカット

まず、いらなくなったグリップテープを半分の太さにカットします。

カットしたものがこちら

なんじゃこりゃって感じですね(笑)

 

 

ラケットのリプレースメントグリップを剥がす

リプレースメントグリップとは買ったときに巻いてあるグリップ、

通称『元グリ』です。

新品のラケットはこんな感じでレザー風のグリップが巻いてあります。

この元グリを剥がしていきます。

元グリは両面テープでくっついているので勢いよく引っ張ると、グリップの木も剥がれてしまう場合があります。

ゆっくり丁寧に剥がしていきます。

元グリをはがした状態。本体は木製の場合が多いですが、なかにはカーボン製のものもあります。

 

【注意】
メーカーはこの元グリを剥がすことは基本的には推奨していないようです。また、グリップを細くするのは個人的な好みです。元グリを剥がす際は自己責任のもとお願いいたします。ちなみにグリップのアレは元グリを剥がさなくても作れます。

 

 

グリップエンドに巻き付ける

あらかじめカットしておいたグリップテープを巻き付けていきます。

緩いと使っているうちにズレてしまうので、しっかりと引っ張りながらきつめに巻き付けていくのがポイントです。

 

 

アンダーラップで微調整

アンダーラップテープはスポンジでできたテープです。

太さの微調整や、クッション性を調整したりするのに役立ちます。

バドミントンプレーヤーのマストアイテムですね。

本来はテーピングの粘着剤から肌を保護するためのアイテムですが・・・。

私は、グリップの角がわかるようにしておきたいのでアンダーラップは軽めにしています。

色々と試して自分に合った太さを見つけていきましょう。

 

 

新品のグリップテープを巻きます

付属のテープを使わない派です。

両面テープがついていない方を予めカットするとキレイに巻けます。

ウェットグリップは巻く時の引っ張り加減でも感触が異なります。

ふんわり巻く派の人もいれば、しっかり引っ張って巻く派の人もいます。

もちろん、タオルグリップでも同じように作ることができます。

 

 

完成

グリップを巻き終えたら完成です。

無事にグリップエンドが太くなったラケットの完成です。

 

 

まとめ

では、グリップエンドを太くするアレをおさらいします。

フォトギャラリーでまとめます。

 

以上!

グリップエンドのアレの作り方でした。

これはカスタマイズの一例です。

色々なカスタマイズを試しながら自分に合うものを探すというのもバドミントンの楽しみの一つですね♪

 

 

「バドミントンは人生そのもの」

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