こんにちは。
真面目でテキトーなバドミントンコーチ齋藤(@usagi02_soushi)です。
順位を覆せる選手、勝てなかった相手に勝てるようになっていく選手!
皆さんの周りにもいるのではないでしょうか?
そう。
下剋上です。
上手になっているのに、良いプレーはするんだけどいつもぎりぎりで勝ちきれない。。。
こんな選手も皆さんの周りにもいるのではないでしょうか。
さて、この「順位を覆せる選手」と「良いプレーヤー」の差はどこから来るのでしょうか。
中学生のコーチを中心にかかわってきました。
その中には小学校からの経験者や中学校から始めた選手など多くのジュニア選手と話をしてきた中でここの差が見えてきました。
そこには楽しさの志向の壁があるのではないかという考えにいたりました。
「上達したい!強くなりたい、勝ちたい!」
これらの気持ちはどんなレベルのプレーヤーでも持っているものです。
この気持ちの部分が志向によって差が出てくるのです。
そしてこの差が、「順位を覆せる選手」と「良いプレーヤー」になっているのですね。
Contents
バドミントンには3つの志向がある
その3つの志向とは
- 仲間志向
- 競技志向
- アスリート志向
です。
仲間志向とは「誰とやるか」、気心の知れた友達や仲間とやるから楽しい!
競技志向とは「何(バドミントン)をやるか」、バドミントンが楽しい、いろんな人といろんなレベルで楽しい!
アスリート志向とは「どうしてやるか」、目標に向かっていく過程や目的が楽しい!
強くなるためには志向の壁がある
強くなるには志向の壁があり、特に「競技志向」と「アスリート志向」の間に壁があります。
志向の流れ
多くの場合
「仲間志向」
↓
「競技志向」
↓
「アスリート志向」
の順で進んでいきます。
仲間志向から競技志向へ
多くの場合、バドミントンを始める時には「仲間志向」です。
友達やクラスメイト、大人であれば会社の同僚に誘われてバドミントンを始める。
そういったことが多いのではないでしょうか。
バドミントンをやっているうちに、
新しい打ち方で打てた!
ラリーが続いた!
ゲームに勝てた!
こういった気持ちからバドミントンが楽しくなっていき
もっとやりたい!
もっとうまくなりたい!
これが「競技志向」への転換です。
いわゆる「バドミントンにハマる」ということですね。
競技志向からアスリート志向へ
競技志向になり、バドミントンが楽しい!
もっと打ちたい!
もっと強くなりたい!
という状態から、何かのきっかけで
「○○の大会で優勝したい」
「あの選手に勝ちたい」
など、具体的な目標が芽生えます。
これがアスリート志向への転換点であると考えています。
スポーツ選手としてスイッチが入る
というのはアスリート志向になる
と言えます。
順位を覆すためにはアスリート志向
強くなるということには二つの捉え方があります。
一つは
「自分の力、実力を高める」
もう一つが
「今までの順位を覆す」
ということです。
「今までの順位を覆す」という強さを求めるためにはアスリート志向が必要となります。
ただし、競技志向も強くなることはできます!
しかし!
今までの順位を覆すということには、相手がいるということです。
つまり、自分の力を伸ばすだけでは順位を覆すのは難しく、勝ちたい相手を意識して強くならなければいけないということが言えます。
競技志向とアスリート志向の違い
では競技志向とアスリート志向の違いとはどういったところなのでしょうか。
強い選手=アスリート志向
かというとそういうわけではなく、競技志向で目の前のバドミントンが楽しくて一生懸命取り組んできた結果、高いレベルにたどり着く選手もいます。
競技志向とアスリート志向の成長プロセスと特徴をまとめました。
競技志向の特徴は、「今より良くなりたい」というスタンス
一方
アスリート志向の特徴は、「こうなるためにやる」というスタンス
この部分の違いが一番大きな差となっています。
まとめ
バドミントンの楽しさには3つの志向があります。
- 仲間志向
- 競技志向
- アスリート志向
の3つです。
そしてそれは
「仲間志向」
↓
「競技志向」
↓
「アスリート志向」
の順で進んでいきます。
強くなるというのは二つにわけることができます。
- 「自分の力、実力を高める」
- 「今までの順位を覆す」
今までの順位を覆す強さを身につけるには相手を意識しなくてはいけません。
アスリート志向というのは
「こうなるためにやる」
というスタンスです。
今までの順位を覆す強さを身につけるために、アスリート志向の成長プロセス、取り組み方、バドミントンを学ぶことがポイントとなっていきます。
「バドミントンは人生そのもの」