こんにちは。
柔道整復師の櫻井(@sakurai_ryosuke1119)です。
さて、前回、前々回とスポーツ栄養学について
記事を書きました。
お読み頂いた方ありがとうございます!
まだ読んでいない方はこちらからどうぞ。
あなたの身体は
あなたが食べたもの
で出来ています。
職業柄、骨折などの怪我をした方からよく
『怪我を早く治す為に良い食べ物って何?』
という質問を頂くことがあります。
そんなのあるのかよ、、、と思う人もいるかもしれません。
実はあるみたいです。
あなたのお子さんや生徒、そして
あなた自身が怪我をしてしまった時
この知識をしっておけば
少しでも早い怪我の回復に繋がります。
『怪我をしたらコレを食え!』
今日はそんなお話です。
怪我をしたらコレを食え!
結論からお話します。
ご飯 茶碗3杯
牛肉 200g
さんま缶詰 1缶
納豆 1パック
卵 2個
ニンジン 1/2本
たらこ 1腹
オレンジジュース コップ1杯
牛乳 コップ1杯
コレです!ちなみに、、、
1食分ではなく1日分
です。
まずはこの食べ物を押さえておいて下さい。
ではなぜこの食べ物が良いのでしょうか?
怪我と栄養どのような関係があるのか
これを説明していきます。
怪我と栄養
怪我をすると、、、
身体を構成する骨や筋肉、靭帯などが
損傷します。
炎症が起こり、痛みや腫れが出ます。
その後徐々に組織が修復し
怪我が治ります。
これが簡単な怪我の流れです。
ポイントはこの
炎症と組織の修復
ここで栄養素が大切になります。
具体的に言うと
炎症に対して炎症を抑える
抗炎症作用
組織の修復をはかる
新陳代謝
これらの活動を助けてくれるのが
あなたが食べる物によって
摂取出来る栄養素
です!
怪我と栄養はこうして繋がるわけです。
では具体的にどのような栄養素が
大切なのでしょうか?
組織の修復を早める栄養素
先程の
怪我をしたらコレを食え!
でお伝えした食べ物。
ご飯 茶碗3杯
牛肉 200g
さんま缶詰 1缶
納豆 1パック
卵 2個
ニンジン 1/2本
たらこ 1腹
オレンジジュース コップ1杯
牛乳 コップ1杯
これらの食べ物に実際に含まれおり
組織の修復を早める栄養素と実際の効果
についてお伝えします。
拒絶反応が起こる方は飛ばしてください。笑
エイコサペンタエン酸 炎症抑制
ドコサヘキサエン酸 炎症抑制
γ-リノレン酸 炎症抑制
セレン 活性酸素除去
亜鉛 炎症抑制
ビタミンA 新陳代謝
ビタミンB6 新陳代謝
ビタミンC 新陳代謝
ビタミンE 細胞の維持
こんな感じです。
難しいのでこれは覚えなくて良いと思いますが
ぜひ食べ物は覚えておいてください!
そしてもう1つ怪我をした際に
気をつけなければいけないことが
あります!
今日の一番大事なポイントを話します!
早期復帰するために・・・
怪我をした際に食べると良いもの。
ここまででおわかり頂いたかと思います。
上記の食事を摂取すると
1日でだいたい2600cal
です。
怪我をすると運動量がどうしても
落ちてしまいます。
そんな運動量が落ちているときに
2600calも摂取して良いのでしょうか?
運動量が落ちたから食べる量も減らさないと、、、
この考え方。今すぐ捨てましょう。
なぜなら食事量を減らせば
摂取出来る栄養素も減ってしまうため
早期復帰につながらないからです!
食事は今まで通り変えない!
じゃあ運動量が落ちているなか
太らないにはどうしたら良いのか?
患部外トレーニング
これを頑張りましょう。
怪我をしている部位以外を使って
トレーニングをする。
これがめちゃくちゃ大切です。
監督、指導者、コーチ、トレーナーなど
僕らの腕の見せ所です。
何をやったら良いか分からず
困っている方はご相談ください!
まとめ
怪我から早期復帰するために
大切なポイント3つ!
①食事量を変えない!
②早期復帰するための食材をメニューに!
③患部外トレーニング!
ぜひ覚えておいて下さい。
怪我をしてスポーツ出来ない状況。
スポーツが好きな方にとっては辛いです。
自分の身体は自分で治す。
まずは知ることが大切です!
さて3回に分けてスポーツ栄養学を
簡単にお話させて頂きました。
栄養フルコース型の食事
食べる量の目安
早期復帰するための食材
ここをしっかり押さえておけば
きっと何か役に立つと思います!
それではまた次回の記事で
お会いしましょう。
「身体と向き合う」