こんにちは。
バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。
フットワークのスピードアップ!
バドチュー.NETでもよく質問をいただく項目です。
フットワークのスピードを高めるためには、「歩数を減らして回転数を高める」ことです。
【関連記事】フットワークのスピードUP方法。キレとノビを使いわける!
今回は、フットワークの歩数を減らし、動き出しをスムーズにする秘訣!
「シンアングル」
について解説します。
シンアングルとは
シンアングルとはなんでしょうか。
ズバリ!
シン=スネ
アングル=角度
ということ♪
つまり、
スネの角度ということになりますね。
この図でいう、足から膝に向かっての縦線です。
シンアングルは床に対して直角に近いですね
【シンアングル直角】四股ふみで股関節強化~ポイントと効果~
シンアングルの重要性
フットワークにおいてシンアングルはとても重要!
どうして重要かというと
シンアングルが動き出しを決めるといっても過言ではないから!
シンアングルが
進みたい方向に傾いた状態で地面を踏むことで進むことができるのです。
実際に写真で見てみましょう。
スネに角度が付いています。
先ほどの床に対して垂直の写真と比べると一目瞭然ですね。
左側にシンアングルが傾いています。
このシンアングルが傾いた状態で地面を踏むことで身体が進んでいきます。
シンアングルを動きたい方向に傾ける
シンアングルが傾いた状態で地面を踏むことで身体が動いていきます。
まずは
シンアングルを傾ける
これがポイントとなります。
バック側
バック側への移動です。
シンアングルが左側に傾きバック側に動き出そうとしているのがわかります。
この時点ではまだ足が床についています。
この状態で床を踏むことでバック側に体が進んでいきます。
【知っておきたい】【バドミントン用語解説】支持基底面
フォア側
こちらはフォア側への移動です。
右側へシンアングルが傾いた状態になっているのがわかります。
バック側と同様にスネの角度が傾いています。
バドミントンは様々な方向に動くスポーツです。
フットワークで動く際には、動きたい方向に対して
シンアングルが傾いた状態をつくることがポイントとなることがわかります。
【フォア側のフットワーク】スピードを高めるフォア側のフットワーク
シンアングルを意識した膝のポジション
フットワークでシンアングルを傾けることがポイントということをお伝えしてきました。
シンアングルを傾けるためには
足の裏と膝の位置によって決まります。
膝の位置を足の裏に対して、動きたい方向にポジショニングするということです。
動画で見る膝の位置を動かすイメージ
- 右前
- 右サイド
- 左前
- 左サイド
の順番で動かしています。
膝の動きと一緒に股関節と上半身も動いているのがわかると思います。
まとめ
シンアングルとは「スネの角度」のこと。
このシンアングルを進みたい方向に傾けるというのがバドミントンにはとても重要!
フットワークでスムーズな動きをするために
- シンアングルを傾けた状態をつくる
- 地面を踏んで動く
この二つを意識してステップの練習をおこなっていきましょう
シンアングルを傾ける際には基底面の向き(フットワークのスピードを高める!基底面の方向と使い分け方)を組み合わせていくことでさらなるスピードアップが見込めます!
「バドミントンは人生そのもの」