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ランジってなに?バドミントンで超重要な動作です。

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

バドミントンでよく聞く、ランジという言葉。

バドミントンに限らず、専門的な用語というのは最初はチンプンカンプンなものです。

例えば英語なんかも文法がわからずもと単語の意味が理解できるというもの。

 

バドミントンにも理解しておきたいワードがたくさんあります。

その一つが『ランジ』

今回はバドミントンをしているとよく出くわすランジを解説していきます。

 

 

ランジとは

 

ランジ(lunge)とはウェイトトレーニングの基本的種目の一つ。主に大臀筋と大腿四頭筋に刺激を与える。ハムストリングスにも負荷がかかる。背中の自然なアーチをつくり、動作中に背中を丸めないようにする。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「ランジ」とはトレーニングの種目名なんですね。

バドミントンではこのランジの姿勢(写真)を多用します。

 

 

バドミントンでのランジ

バドミントンではアンダーハンドやサイドアームからの

ストロークでシャトルを打つ際に使います。

 

一番イメージしやすいのはネット前でしょうか。

ヘアピン、ロブ、プッシュ等ネット前から打つときにはランジ姿勢になることがほとんどです。

【関連記事】スピードを高めるフォア側のフットワーク

 

 

また、サイドへの動きもランジ動作を多用します。

シングルスのレシーブなどはサイドランジの動きですね。

その他にも、フォア奥の低い打点で打つときやハイバックの際にもランジ姿勢から打つことになりますね。

【関連記事】ラウンド側「4つのフットワーク」のメリット・デメリット

 

 

ランジの重要性

バドミントンではランジ動作を多用することがわかりましたね。

ではランジがバドミントンで重要となるポイントを整理してみましょう。

  1. どの場所から打つにも必要
  2. 遠くのシャトルをとるときに必要
  3. 床ギリギリのシャトルを打ち返すときに必要
  4. シャトルのコントロールに必要

 

ランジはどの場所からも必要

バドミントンのフットワークを6方向に分けて考える時に

ランジ動作はすべての場所で必要になります。

バドミントンでは

  1. 自分のコートにシャトルを落とさない
  2. 相手のコートに返球する

 

という二つのことが求められるわけですが、

どの方向にも必要なランジ動作はこのバドミントンの競技性を実現するためには

とても大切なボディワークとなります。

【関連記事】フットワークの歩数~フォア側3歩とバック側2歩~

 

 

遠くのシャトルをとるときに必要

相手はこちらがシャトルをとれないように動かしてきます。

フットワークのスピードを上げるということももちろん大切なのですが、

遠くのシャトルに追いつくためにはランジが大切になります。

ランジで大きく足を開くことができれば、

より遠くのシャトルを打つことができます。

無駄な動きを減らしフットワークのレベルを上げるためにも

ランジのレベルを上げていくことが大切になっていきます。

【関連記事】ドロップ交互が続かない!?ドロップ交互で気を付ける3つのポイント

 

 

床ギリギリのシャトルを打ち返すときに必要

こちらが取れないようにしたり、エラーを誘うために様々なコースに打ってきます。

当然、大きく移動して打ったり、床ギリギリで取ることも必要となります。

 

特に床ギリギリの低いところで打つためには、ラケットを下に下げる必要があります。

ランジは体勢を低くし床ギリギリのシャトルを打つためにも必要です。

むしろ、床ギリギリのシャトルを打つにはランジの上手さがモノを言います。

床ギリギリのシャトルを打ってラリー力を高めるためにもランジのレベルを高めたいですね。

【関連記事】相手を揺さぶるリピートショット~スマッシュリターン編~

 

 

シャトルのコントロールに必要

バドミントンではシャトルを追いかけ、打つ時にはできるだけ止まって打ちたいものです。

アンダーハンドストロークやサイドアームストロークの際に

止まって打つためにはランジの安定感が必要になります。

姿勢が不安定では打つ時に体がブレてしまい打点が乱れやすくなります。

ランジは姿勢を安定させ、シャトルをコントロールすることにもつながります。

【関連記事】超シンプル!ロブのミスを減らす方法とは

 

 

まとめ

ランジはトレーニング種目の一つですが、バドミントンにおいて非常に重要な姿勢となります。

 

ランジが重要となる理由

  1. コートのどの場所から打つにも
  2. 遠くのシャトルをとる
  3. 床ギリギリのシャトルを打うつ
  4. シャトルのコントロール

 

全面で使う

アンダーハンドストローク、サイドアームストロークではランジ動作が必要になります。

アンダーハンド、サイドアームはコートのあらゆる場所で使うため同時にランジも必要な動作となります。

 

距離

大きなランジ動作ができることで遠くのシャトルを取ることができます。

ランジは守備範囲の広さにつながります。

 

シャトルを落とさない

床ギリギリのシャトルを打つには体勢を低くする必要があります。

ランジで体勢を低くすることで床ギリギリのシャトルを取ることができます。

 

コントロール

ランジ動作が安定することで体の動きをコントロールすることができます。

体のブレを抑えることができればシャトルのコントロールもしやすくなります。

 

バドミントンにおいてランジは必修科目です。

ランジの精度でプレーの幅や制度が高まります。

日々の練習でしっかりと練習しランジ動作を身につけていきましょう!

 

 

「バドミントンは人生そのもの」

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