こんにちは。
バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。
バドミントンの指導をしていると伸びる選手、そして逆に伸び悩んでいる選手もいます。
今回、教育のプロともいえる塾。
その塾を経営する鈴木さんに
バドミントンに限らず、結果を出す子、バク伸びする子の特長を教えてもらいました。
ことの発端はこちら
強く同意!!勉強も同じ。
①人に感謝できる
②朝自分で起きている・自分から風呂に入る等(自分の人生の主導権を自分で持つ力が強い)
③アウトプットする習慣がある(勉強の場合声出して勉強する・質問できる)この3つがこの順番で非常に大切。
一気に伸びた人にアンケート取った結果です。 https://t.co/LX36ttP9lh— 鈴木泰人@PeaceLab.代表 (@29bad29) January 17, 2019
このツイートをきっかけにPeaceLab.代表の鈴木さんとやりとりが始まりました。
まず、②の自分の人生の主導権を握る!というところにガツンときました。
3つの項目についてさらに詳細をお聞きする中で
これは間違いなくバドミントンにも通じると確信。
伸びる人の特長と具体的な方策を伝授していただきました。
伸びる生徒の3つの共通点
ツイートにもありますが
鈴木さんの塾生で劇的に伸びる生徒(2カ月で100点以上アップする生徒)と、逆に伸び悩んでしまう生徒で決定的に違ったこと!
それが
- 人に感謝できる
- 人生の主導権を自分で持つ力が強い
- アウトプットする習慣がある
という3つの項目です。
【合わせて読みたい記事】:バドミントンの楽しさ、3つの志向
伸びる方法と頂点を狙うのは別問題である
まず前提として、塾に来る子は
①主体性を高めたいから来る
②アッパー(勉強ができる子)がハイトップ(めっちゃ勉強ができるレベル)になるために来る
のどちらか。
私がやってる塾はハイトップ(めっちゃ勉強ができるようになる)用の塾じゃなくて、主体性を高めたくて来るという子がほとんど。
これは、家では自主的には勉強しないから塾にいくことで勉強しよう、もしくは親が勉強をさせようというような生徒が多い塾ということですかね。
まず、最初に断っておきたいのは、
「伸びる子は感謝するけど、伸びない子は感謝しない。」とは明確に違うということ。
正しくは、
『伸びる子は感謝するけど、伸びない子は憎む(他人や環境のせいにする)』
ということ。
つまり真逆の方向に力を使っているということなんだよね。
そしてもう一つ大切なことは、この3つの項目というのは
「伸びるために大切だと思われることで、ハイトップに君臨するために大切なこと」
とは明確に違うということ。
ここでも大切なことが出てきました。
伸びる子は3つのことを実行していて、伸びなかった子は3つのことと真逆の行動をしていたということがわかったそうです。
【伸びることの関連記事】:順位を覆す選手~強くなるための志向の壁~
伸びた子がやっている3つのこと
- 人に感謝できる
- 人生の主導権を自分で持つ力が強い
- アウトプットする習慣がある
伸びなかった子がやっていたこと
- 人を憎む、人のせいにする
- 人生の主導権を他人に任せている(人任せ)
- 言いたいことを言わない
【バドチュー的関連記事】:自分でやることのカッコよさは小学校3年生が教えてくれた。
3つの項目を実行すると伸び率が変わる
この伸びる人が実践している3つの要素を発見するに至った経緯を教えてください。
今までに何百人もの生徒、保護者と接してきた中で、『特に伸びる生徒=劇的に成績が上がる生徒』には、大きく分けて3つの共通点があることに気づかされる。
何故気づくかというと、劇的に成績が上がると当然こっちも何故上がったのかが知見としてほしいので、アンケートをとるという簡単な方法をとっただけなんだけど(笑)
逆に入塾してから成績が下がる生徒もいるわけで。その場合も当然だけど何故下がったのか原因が知りたいから、それも詳細に情報収集する。
情報収集する範囲は、本人は勿論で、親、担当スタッフなどからも収集する。
劇的に成績が上がるというのは
「入塾してから2か月以内に合計点が100点以上アップすること」。
と定義している。
私がやっていた教室でも、劇的に成績が上がる生徒もいれば、残念ながら逆に入塾したあとに成績が下がる生徒はもいる。
で、この両極端な生徒たちから情報を収集したんだけど
見事に反対の行動を取っていることがわかったの。その割合なんと90%以上(笑)
それがツイッターにあげた3項目ってこと。
塾にも伸びる子もいれば伸び悩む子も実際にはいるようです。
そしてそのような生徒たちや周りの関係者を調査することで導き出された要素が
- 人に感謝できる
- 人生の主導権を自分で持つ力が強い
- アウトプットする習慣がある
という3つの項目なんですね。
ここで気になるだろうことは、そりゃあ点数が上がった生徒は嬉しくてテンションがあがってるから、ありがとう!って想いがこみ上げるし、点数が下がった生徒はテンションも落ちて不貞腐れるから、そういう態度の一つや二つとってしまうんじゃないの!?
ってことなんだけど確かにそれは存在する。
なんだけどね、
ここすごい大事!
『劇的に成績が上がる生徒とそこそこ成績があがる生徒の間にも同じ違いがある』
という事実が、これらが大切な要素であることを表していると確信している。
3つの項目の差は、劇的に伸びた子と、そこそこ成績が上がった子との間にもあるということ。
つまり、この3つの項目を達成することができれば誰にでも伸びるチャンスがあるということです。
いわばこの鈴木メソッドは誰でも伸び率を高めることができる方法と言えます。
まとめ
GIFTではこの伸びる生徒の3つの共通点を、新しく入塾する生徒には必ず伝えるようにしている。
なんなら、
「この3つさえできれば、塾なんていらないですよ!」
と伝えている(笑)
しかも3つの共通点を見ればわかると思うが、誰にでもできる簡単な事しか言ってないんだよね。
毎日5時間勉強(バドミントンなら練習)するよりはるかに簡単な事。
それでも、なぜ塾が成り立つのか?
それは、3つの共通点を自力で3つとも実行できる人が10%もいないからだね。
まとめると
『誰にでもできる簡単なこと、3つの項目をやるだけで、あなたはバク伸びする10%の人になれる可能性があるってこと!』
これをやらない手がある?
いかがでしょうか。
実際に教育の現場で結果を出し続けてきた現場から導き出された伸びる人の共通点です。
- 人に感謝できる
- 人生の主導権を自分で持つ力が強い
- アウトプットする習慣がある
だれでもできるし、今日から、いや今すぐできることですよね。
次回は、これら3つの項目をさらに細かく解説していきます。
実際に塾生たちに聞き取り調査をした結果、伸びた子と伸びなかった子の発言の違いにも注目していきます。
【鈴木メソッド第2弾に続く】:なぜ?3つの行動で『バク伸びする理由』
https://www.peacelab-gift.com/
「バドミントンは人生そのもの」