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沈むショートサービスの打ち方!極意はシャトルの回転だった。

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

ショートサービスを沈めたい!

ダブルスでショートサービスが上手な選手は対戦相手としては嫌ですよね。

ショートサービスを沈めるにもコツがあります。

そのコツというのがシャトルの動き、シャトルの回転にあります。

今回はシャトルの動きにポイントを絞ってショートサービスを沈めるために大切なことを解説していきます。

 

 

ショートサービスが沈まない原因は?

ここで沈むサービスと沈まないサービスの要因を考えてみます。

ズバリ

 

シャトルのスピードです。

 

シャトルが速ければサービスは沈みません。

つまりシャトルのスピードを遅くする必要があるということ

 

 

シャトルの回転をコントロール

 

サービスを打ち出してから、シャトルが180度回転しているのがわかります

ショートサービスを沈めるために、シャトルをゆっくりコントロールすることが大切です。

シャトルをゆっくりコントロールするために、

『シャトルの回転をゆっくりさせるイメージ』

を持てるようになることが重要なポイントとなります。

【タンブル回転の記事】:アメリカンベイプのパーソナルレッスンでヘアピンのタンブル回転を徹底練習しました。

 

シャトルの回転を操る4つのポイント

それではシャトルの回転を操る、イメージを持つためのポイントを解説していきます。

 

コルクを自分に向けてセット

コルクが自分の方に向くようにシャトルを持ってセットします。

コルクを下に向けてセットすると、シャトルの回転が90度くらいになってしまいます。

これではシャトルの回転が減ってしまうので注意しましょう。

また、横向きにセットすると、打つ時にコルクだけでなく羽根にもあたってしまうためシャトルのスピードが速くなってしまうのでこちらも注意が必要です。

【関連記事】ミスの原因はここにあった!?シャトルコンタクトを使いわけよう

 

 

コルクを打つ

シャトルを捉える際には、『コルクのみ』打つようにします。

 

これは手の感覚と音で判断できます。

コルクのみ打てているときは「コツン」「コン」「キュ」といった感覚です。

羽根にも当たっている場合は「カシャ」「パチ」「ガシャ」といった感じの感覚と打球音がすると思います。

練習の時には、手の感覚と音に注意しましょう。

 

コルクを下回転させるように打つ

コルクは下回転するイメージで打ちます。

見た感じとしては、下方向にスライスするような打ち方に見えるかもしれません。

「かもしれません」としているのは、私の感覚では「下方向にスライスをしている感覚がない」ためですが、実際に打っているのを見るとスライスしているように見えます。

このような感覚は人によって異なるところだと思います。

ですので、打ち方ではなく、シャトルの動きで判断するようにしましょう。

シャトルの動きがイメージできていて、コントロールできていればOKです!

 

シャトルをゆっくり打ち出す

シャトルのスピードが速いと、コルクは進行方向を向いたまま飛んでいってしまいます。

動画を見ていただくと、シャトルのコルクが回転して一度上を向いた後に、下方向に落ちて飛んでいくのがわかると思います。

シャトルのスピードを抑えることで、コルク回転後に下向きに変化するため沈むサービスを打つことができます。

また、シャトルをゆっくり打ちだすためには、軸をしっかりつくること、とスイートスポットを外して打つことがポイントになります。

こちらの記事でサーブのフォームづくりにつながるルーティーンを解説しています。

【関連記事】:ダブルスのサービスを安定させる!ルーティーンの作り方

 

まとめ

ショートサービスを沈めるためのポイントをまとめます。

 

シャトルのスピードを抑える

シャトルのスピードを抑えることで、シャトルが回転した後、コルクが下を向いて飛ぶので沈むサーブを打つことができます。

シャトルの回転をコントロールするために

ということがポイントです。

細かな部分が多いですが、サーブは止まって打てるストロークですので丁寧に練習していきましょう。

シャトルの回転のイメージが掴めると、狙ってショートサーブを沈められるようになっていきます。

【サーブの関連記事】

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