意外と多い!?サーブの『フットフォルト』に要注意
こんにちは。
真面目でテキトーなバドミントンコーチ齋藤(@usagi02_soushi)です。
バドミントンって細かなルールがたくさんありますよね。
(どんなスポーツでも細かなルールはあると思いますが・・・。)
ルールの細かさもさることながら、ルールの説明する日本語の難しさもあるのではないかと思うのですよね。
競技規則の説明文は真面目に書いていただいているので非常に難しかったりします。
(齋藤の頭の問題という説もありますが置いておきます。)
さて、今回はサーブのフットフォルトについてです。
足を動かしてはいけないということは知っているんだけど、
「まったく動かしてはいけないのか・・・」
「どのくらいなら動かしていいの?」
というような質問が出たこともありました。
ルールを正しく理解してスポーツマンシップに則ったバドミントンを楽しみましょう!
というわけで今回はサーブのフットフォルトについて解説していきます。
Contents
フットフォルトとは
第9条 サービス
第1項 正しいサービスとは
⑷ サーバー及びレシーバーの両足の一部分は、サービスを始めてから(本条第2項参照)サービスがなされるまで、(本条第3項参照)、その位置でコート面に接していなければならない。(公益財団法人日本バドミントン協会競技規則より)
日バの競技規則にはこのように書かれています。
つまり、
- サーブが始まってから打ち終わるまで
- サーバーもレシーバーも足を動かしてはいけない
ということです。
その位置でコート面に接していなければならない
その位置でコート面に接していなければならない。
なんだか難しい雰囲気ですね。
これはセットした場所で、足が床についてないといけません。
ということですね。
具体的にフォルトになる場合
- 床から足が浮いたらアウト
- 足を引きずったらアウト
フォルトにならない場合
- 床に足の一部がついていればOK
となります。
足が床から浮いたらアウト
サーブを打ち終わる前に足が床から浮いてしまうとフットフォルトとなります。
バックハンドでロングサーブを打つ場面で見られます。
遠くに飛ばしたい!という意識からくるものと思われます。
ロングサーブを飛ばすためにも、下半身でしっかりと床を捉えて軸を作って打てるようにしていきましょう。
足を引きずったらアウト
足を引きずってしまうのもフットフォルトとなります。
フォアハンドでのサーブを打つ場合に多く見られます。
ロングサーブ、ショートサーブともに次の動きを意識しすぎると引きずってしまいがちです。
シャトルを打ってから動き出しましょう。
一部がついていればOK
これは足の一部がその場所から動いていないのでセーフです。
本当につま先の一部だけですが、その場所に接していればフットフォルトにはなりません。
レシーバーのフットフォルト
競技規則には『サーバー及びレシーバーの両足の一部分は、・・・』とあります。
つまりレシーバーも相手のサーバーがサーブを打ち終わるまでレシーバーも動いてはいけないということです。
レシーバーのフットフォルトが多いのが、シングルスです。
サーバーがロングハイサービスを打つ時に、レシーバーが先に動き始めてしまうという場面が見受けられます。
フットフォルトということで反則なのはもちろんですが、相手がショートサーブとロングサーブを打ち分けてきた場合の対処も遅れてしまいますので、相手がサーブを打ってから素早く動き出せるように練習していきましょう。
まとめ
サーバーとレシーバーともに意外と多く見受けられるフットフォルト。
ついうっかりという場合もあれば、知らずにやってしまっている場合もあるようです。
フットフォルトについてまとめ
- サーバーもレシーバーもどちらも対象となる。
- サーブの動作が始まってサーブを打ち終わるまではその場から動いてはいけない。
フットフォルトになる場合
- 足が地面から離れる
- 足を引きずる
フットフォルトにならない場合
- 足の一部が床から動いていない。
サーブやサーブレシーブを練習する場合にはフットフォルトにも気を付けて練習するようにしましょう。
「バドミントンは人生そのもの。」