1. TOP
  2. バドミントンの技術
  3. ラケットコントロール
  4. ダブルスレシーブの基本!バックハンドレシーブのメリット

ダブルスレシーブの基本!バックハンドレシーブのメリット

 2019/07/18 ラケットコントロール
この記事は約 5 分で読めます。 5,858 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

バドミントンで多くの方がぶつかる壁!

それがバックハンドレシーブ。

 

指導者や経験者の人、そして先輩などから

「レシーブはバックハンドで構える」

と教わったのではないでしょうか。

しかし!

スマッシュやプッシュをバックハンドでレシーブするのは最初は難しいもの。

というのもバックハンドは日常生活にはあまりない動作。

【参考】バックハンドが難しいと感じるのは、非日常の壁があるから。非日常の壁を突破する「習って慣れろ」のすすめ。

 

またバドミントンのラケットワークにはレベルアップの道筋があるのでいきなりバックハンドと言われるとハードルが高く感じてしまうものです。

【参考】セルフチェック!ドライブで4つのレベルを知って練習の質を高めよう

 

さて、ではなぜ!

バックハンドでレシーブができるようになる必要があるのでしょうか。

今回はバックハンドでのスマッシュレシーブ、プッシュレシーブについて解説していきます。

 

 

レシーブとは

バドミントンのレシーブとは主に相手が打ってきたスマッシュを返したり、プッシュを返したり。

相手が打ちこんできた速いシャトルを打ち返すショットを言います。

 

 

動画ではスマッシュをロングリターンしています。

バックハンドでレシーブしていますね。

バドミントンのレシーブ、特にダブルスのレシーブの基本はバックハンドと言われています。

 

 

ダブルスレシーブの基本はバックハンド

ダブルスでのレシーブの基本はバックハンドと言われています。

実際に世界のトップレベルの試合を見ても、ダブルスのレシーブではバックハンドを多用しており、

バックハンドで打てるよう構えているのがわかります。

 

では、バックハンドでのレシーブが基本と言われるのはなぜでしょうか。

それは、バックハンドシーブの守備範囲とメリットにあります。

 

 

バックハンドレシーブのメリット

まずはバックハンドでのレシーブ(プッシュレシーブ)を正面から見てみましょう。

 

この動画からバックハンドレシーブのメリットをまとめます

 

バックハンドレシーブのメリット

  1. 前でさわりやすい
  2. 左右の守備範囲が広い

 

 

前で触りやすい

先ほどのレシーブを横から見てみます。

体の前でシャトルを捉えているのがわかります。

バックハンドレシーブのメリット一つ目は、体の前でシャトルを捉えやすいということです。

 

体の前でシャトルを捉えやすいということは、相手のコートを見やすいということです。

相手コートを見やすくなるということで

反応が遅れる人必見!打つ前に準備しておくべき3つのポイント

3つのポイントのうち、目の準備をおこないやすくなります。

バックハンドレシーブは体の前で触りやすいということが準備の安定感にもつながっています。

 

 

左右の守備範囲が広い

正確には「体の前で取れる、左右の守備範囲が広い」

ということです。

バックハンドレシーブは、体の前で取りやすいということがメリットです。

そして体の前で、より広い範囲をカバーできるのがバックハンドレシーブです。

写真のように、体の正面はもちろん、左側や右側に来たシャトルも体の前で対応できるのがバックハンドレシーブのメリットです。

また、ひねりの動作を使うことでバックハンドのままフォア側に来たシャトルを打つこともできます。

【合わせて読みたい】相手を揺さぶる!捻りを使ったラケットワーク

 

バックハンドで左右に対応するには、下半身の動きが重要です。

下半身の動きを鍛えることでレシーブの守備範囲を広げることができます。

【下半身強化】四股ふみで股関節強化~ポイントと効果~

 

 

まとめ

バックハンドレシーブはダブルスのスマッシュレシーブやプッシュレシーブの基本となります。

 

バックハンドレシーブのメリット

  1. 体の前で触れる
  2. 左右の守備範囲が広い

 

バックハンドレシーブは体の前である程度広い範囲をカバーすることができます。

ダブルスでディフェンス力を高めるためにはバックハンドレシーブを身につけていきましょう。

もちろん!

バックハンドレシーブが基本!ということはこの先に応用があります。

レシーブ技術向上のためにもバックハンドでのレシーブに取り組んでいきましょう。

【バックハンド上達の第一歩】バックハンドが難しいと感じるのは、非日常の壁があるから。非日常の壁を突破する「習って慣れろ」のすすめ。

 

 

「バドミントンは人生そのもの」

\ SNSでシェアしよう! /

バドチュー.NET~バドミントンの悩みを小さくするサイト~の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

バドチュー.NET~バドミントンの悩みを小さくするサイト~の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
ビーウェイ長野伊那店 代表
日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→総合型地域スポーツクラブ→起業

バドチュー.NETを運営しています。
長野県伊那市にてラケットスポーツ専門店の経営とバドミントンインストラクターをやっています。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
長野では小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
バドミントンの上達や活性化には用具選びやメンテナンスが必要と考え、2021年コロナ渦にもかかわらずビーウェイ長野伊那店を開業。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

コメントを残す

*

この人が書いた記事  記事一覧

  • グリップテープってなんか色々な巻き方があるらしい!グリップテープの巻き方7選

  • ラリーする力を高めるには意識を変えよう!キャッチボールのすすめ

  • 初心者におすすめ!シャトルリフティングのやり方

  • ドライブ&ハーフのミスを減らそう!ラケット面を作る練習@トレリング編

関連記事

  • ラケットワークは3つの動作で決まる!

  • オーバーヘッドストロークで緩急をつける練習方法とそのポイントを解説

  • ダブルスで一歩上をいく!フォアハンドレシーブ

  • ネットプッシュ!基本の打ち方3種類をマスターしよう

  • バックハンドでフォア側に来た球を打つ!メリットとデメリット

  • レシーブの守備範囲を広げよう!フォアとバックのメリットを活かす