元スポーツ店員がすすめる!バドシューズのサイズを見る3ステップ
こんにちは
元バドミントン専門店店員の齋藤(@usagi02_soushi)です。
自分のサイズは○○cmだからと試し履きせずに買ってしまった。
試し履きしたときはいい感じに思ったけど動いてみたら大きかった。
意外とシューズは買って後悔が多いもの。
バドミントンシューズは一度買ったら数か月・・・
長い方では1年間以上履くという方もいらっしゃいます。
ある程度長く使うものですし、失敗したくないですよね。
なにより!
ラケットは使っているうちに慣れてきたり、ガットやグリップを調整することでカスタマイズがしやすいですが、シューズは個人ではなかなかカスタマイズしにくいものです。
そしてパフォーマンスアップや怪我の予防にはシューズ選びがとても重要なのです。
今回はバドミントンシューズの選び方のポイントをお伝えします。
Contents
シューズは試し履きが大前提
まずは大前提!
シューズ購入に関しては絶対に!試し履きをする!ということです。
「絶対に試し履きしてください!」
大事なので二回言いました(笑)
これはつまり!
試し履きできるお店で買う。
ということにもつながりますね。
大人の方が、現在使っているシューズを新たに買い直す。という場合はこの限りではありませんが、
違うモデルのシューズを買いたい場合、ジュニア選手など足のサイズが変わる場合などは必ず試し履きをして決めましょう。
バドミントンシューズのサイズ合わせ!3つのポイント
バドミントンは前後左右に激しく動くスポーツなので、シューズのサイズ合わせは超重要!
またシューズごとに幅や硬さなどが異なります。
シューズ、そしてサイズを合わせるポイントを3つに絞ってお伝えしていきます。
長さを合わせる
シューズと足の長さを合わせます。
靴の履き方が大切です。
シューズに足を入れたら必ず踵をトントンしてください。
踵をトントンして靴の紐を締めたら、1度立ち上がりその後にしゃがみ込みます。
しゃがみ込んだ時に体重がかかり足の長さが最大になります。
その際にシューズの先っぽ触ってみて、
おおよそ5ミリから8ミリ程度の余裕があるのがおすすめです。
バドミントンは前に踏み込む時など前後の動作が多く、その際につま先に余裕がないとアタリがでて痛みが出る場合が高くなります。
また、つま先に余裕がありすぎると前に踏み込んだ際にシューズの中で足が前に滑る原因となり痛みが出たり爪んおトラブルに発展したりしてしまいます。
幅を合わせる
次に幅の合わせ方です。
同じくシューズを履いた状態で踵をトントンした後に1度立ち上がり、しゃがみ込んだ状態になってください。
その際に親指の付け根(母指球横)と小指の付け根(小指球横)がシューズの幅にぴったりであることが望ましいでしょう。
目で確かめる場合は紐の幅を見て
実際に目で見て確かめる場合はシューレースを通す部分(レースホールと呼ばれています)の幅をみると良いでしょう。
レースホールの幅が平行であれば適切な幅のシューズが選べているということになります。
バドミントンは横の動きが多いです。
幅が合っていないシューズでは足がシューズの中で遊んでしまい、
フットワークのロスにつながったり足裏のマメの原因となったりします。
また、インソール(中敷き)の消耗も早くなってしまいます。
幅に関しては自身の足に対して幅が広すぎるシューズを履いている方を多く見かけます。
「私の足は幅広だから」と思い込んでいる方も多くいらっしゃいますが、試し履きをして、幅と長さの両面を見てみることをおすすめします。
かかとを合わせる
普段見落とされがちですがシューズ選びにとても大切なのが踵の履き心地です。
サイズが大きかったり踵部分がフィットしていないことにより、靴の中で踵部分に遊びができてしまうと、捻挫などの怪我につながる可能性が高まってしまったり、これまた足裏のマメの原因となったりします。
先ほどと同じようにシューズを履いて踵をトントンし、紐を縛って立った状態で足を捻ってみたりしてかかと部分が動きすぎないか、踵からの踏み込みに不安を感じないかを確認してください。
バドミントンは他のスポーツに比べて、踵から着地する機会が多いです。
踵のフィット感は日頃見落とされがちな部分ですので一度チェックしてみることをおすすめします。
シューズの幅について
シューズの幅は3Eや4Eなどといった文字で表されます。
これは足の幅と周囲の長さで決まるのですが、数字が大きいほど幅広のシューズということになります。
気をつけていただきたいのが、
どこの幅を基準にしているのかということです。
例えば
2Eのシューズを基本の幅としている場合3Eのシューズは幅広と表記され、4Eのシューズはスーパーワイドなどと呼ばれたりします。
他には3Eのシューズが基準となっている場合、4Eのシューズがワイドという表記になっている場合もあります。
メーカーによって基準が異なる場合がありますのでワイドやスーパーワイドといった表現ではなく3Eや4Eといった表記を必ず確認すると良いでしょう。
さらに同じメーカーのシューズで同じ3E表記でもシューズの作りによって幅の広さの感じ方が異なります。
いつも3Eだから、毎回4Eを買っているからといって試し履きをせずに購入することはお勧めできません。
何度も言いますが、必ずシューズは試し履きをしてから購入することをお勧めいたします。
まとめ
足に合ったシューズを選ぶポイントをまとめます。
- 長さを合わせる
- 幅を合わせる
- かかとを合わせる
前後の動きのために長さ、そして左右の動きのために幅、かかとからの踏み込みのために踵を合わせます。
サイズや幅の表記だけで選ぶのではなく、3つのポイントを総合的に評価してみてください。
とにもかくにも足に合ったものを選ぶことです。
そのためには試し履きをすることです。マジで。
できれば3種類ぐらい!
3種類のシューズを試し履きすることができればシューズごとの違いを実感できます。
しっかりと試し履きをさせてくれること、シューズの種類・サイズをしっかりと在庫しているお店があれば迷わずそこを選びましょう。
『バドミントンは人生そのもの』