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奥原希望選手使用モデル「M-SMOOTH65H」ストリング試打レポート

 2019/11/06 ストリングス
この記事は約 6 分で読めます。 2,303 Views

こんにちは。

元バドミントン専門店店員のバドミントンコーチ齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

ミズノから発売された、「M-SMOOTH 65H」は奥原希望選手使用モデルのストリング(通称ガット)です。

ストリング(ガット)はシャトルとコンタクトする重要な用具!

 

今回はミズノのバドミントン担当の方からストリング開発に関わるお話を聞かせていただきそこからの試打となりました。

種類、張り上げのテンション、張り方などの組み合わせによっていろいろアレンジができる用具でもあり、

シャトルに力を伝える部分であるのと同時に、自身の手にシャトルの感覚を伝える大切な用具、それがストリング!

ストリングも奥が深い世界です。

 

ディープな世界のストリング。

試打レビューをお届けいたします!

ミズノ公式ホームページ(バドミントン)

https://www.mizuno.jp/badminton/

 

 

M-SMOOTH 65H公式情報

ミズノのホームページから公式情報を整理します。

 

基本スペック

サイズ 長さ/10m
カラー 01:ホワイト
素材 芯糸:高強度ナイロン、マルチフィラメント
側糸:高強度ナイロン
原産国 日本製
仕様 ゲージ/0.65mm

 

価格

1,400円+税

 

0.65ゲージはヨネックスの人気ストリングであるBG66ULTIMAXゴーセンの快音系ガットであるG-TONE5と同じ細さですね。

カラー展開はホワイトのみでロールも販売されていないようです。(2019年11月現在)

その後ロールタイプも発売されました。

 

100mロール

9,750円+税

200mロール

19,500円+税

 

 

SMOOTH RESIN+

すべり性能をさらに向上させた低摩擦ナイロン。

コーティングすることで高次元の球持ちと反発性能を実現。

 

奥原希望選手使用モデル

パッケージには大きく奥原希望選手の写真と使用モデル!!の文字。

 

 

ストリングの特徴

今回の試打レポート、ミズノのバドミントン担当の方にいろいろとお話を伺っていたところからスタートしました。

とても貴重なストリングとラケットの開発に携わるお話を聞くことができました。

最近のバドミントンラケットはカーボンの高弾性を上げているため数年前にくらべて数段硬くなっており、シャトルとの接触時間が短くなっています。
そのラケットトレンドの中、しっかり打球情報を得るために、接触時間を長くすることを考えて、作ったのが65H。
ただし、スイングの空気抵抗はストリングが60%と多くの影響を受けるとされているため、可能な限りゲージを細くする必要がありました。
結果、0.65㎜ゲージの細ゲージとし、しっかり球を持って、コントロールできるというのがこの商品のキーワードです。
メーカー担当者様より

 

そんなミズノのM-SMOOTH 65Hの特徴をみていきます。

 

構造

右上の構造図を見ると三連結の側糸を編み込むことで柔らかさ、食いつきを出しているようです。

側糸は三連結のものを16本編み込んでいるようですね。

 

コーティング

低摩擦ナイロンの「SMOOTH RESIN+」を採用しています。

 

 

試打レポート

第一印象としては、「ヨネックスのBG65を細くしたような感じ!」

BG65のようにしっかりシャトルを捉える感じのストリングです。

0.70mmのBG65に比べると0.65mmと細い作りになっているので振りぬきはとても良く感じます。

振り抜きよく、シャトルをしっかりとキャッチするストリングです。

 

 

食いつき

シャトルのコルクをしっかりとくわえ込みます。

くわえ込んだ後にしっかりと反発してくれます。

柔らかいストリングはくわえ込むけどそこからの反発が鈍く感じられたりするものがありますが、くわえ込みと反発を両立とはまさにこの感じではないでしょうか。

ショートドライブやネットプレーでの距離感がとても良い感じです。

【ドライブ記事】なぜ?基礎打ちで最初にドライブを打つ理由

 

音がいい

キン!

細ゲージからの良い音です。

いつも通り25ポンドで張り上げたストリングからいい音がします。

打感は柔らかいですが、音は甲高くいい感じです。

 

バドミントンプレーヤーは、打球時のシャトルの重さ、そして音で自分のショットが自分の狙った場所にコントロールできている割合を算出しています。

メーカー担当者様より

 

バドミントンプレーヤーは、シャトルの打ちごたえと音でコントロールを感知しているんですね。

音をしっかりとプレイヤーに伝えるという性能にもこだわったストリングになっているわけですね。

【構えの重要性】反応が遅れる人必見!打つ前に準備しておくべき3つのポイント

 

 

ラケットの感覚がしっかり伝わる

ラケットに力を加えたぶん飛ぶ

という印象です。

つまり、強く打てば強く打てるし

勢いを殺して打てば短く打てる。

といった感覚です。

 

逆に、弾きを重視したストリングは球離れが早く、デメリットとして勝手に飛んで行ってしまう。

という感覚を持つ人もいます。

自分の力加減でしっかりシャトルをコントロールできる感覚。

これが世界のトップが求めるフィーリングなのかもしれませんね。

【距離感が大切】ハーフショット、エラーの原因と改善方法

 

 

オススメのプレイヤー

  • コントロールプレーヤー
  • ハーフ・ネットへの距離感を大切にしている
  • ラケットを振った分の飛ぶのが好き

 

まとめると、

飛距離のコントロールを大切にするプレーヤーにお勧めです。

球持ちして手に伝わる打球感と耳に伝わる打球音がコントロールの情報をプレーヤーに届けてくれます。

相手コートの前後へ丁寧にシャトルをコントロールしたい!

そんな方は是非お試しあれ!

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
元日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→バドミントンコーチ

バドチュー.NETを運営するバドミントンコーチ。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
現在は小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
専門店勤務の経験からバドミントンの上達には用具選びやメンテナンスが必要と考え、アドバイスやストリンギング活動もおこなっている。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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