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前衛が上達するプッシュの打ち方

 2018/12/04 ヒッティングスキル
この記事は約 7 分で読めます。 4,287 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

ダブルスの前衛はバドミントンの中でも悩みが多いポイント。

角度を付けて打とうとするとネットにかかっちゃう。

強く打とうとするとバックアウトしてしまう・・・。

相手のドライブリターンに遅れてしまう。

などなど。

ダブルスの前衛でのプッシュは多くの悩みが聞かれます。

 

ダブルスの前衛はプッシュの打点を覚えることでレベルが上がります。

いつもの基礎打ちでもできる、プッシュの打点を覚える方法を解説します。

華麗なラケットワークで相手を翻弄できる前衛を目指していきましょう!

 

 

プッシュの打点を二つ使い分ける

ドロップのコントロールを高めるための打点についてはご覧いただいたでしょうか。

ドロップのミスを減らしたい!3つの打点を意識しよう。

ドロップでは3つの打点を使い分けることでドロップのコントロール、相手のショットへの対応がしやすくなるということをお伝えしました。

プッシュもドロップと同様に打点を使い分けます。

 

プッシュの打点は、

  1. 前で打つプッシュ
  2. 上で打つプッシュ

の二つを覚えていきましょう。

【関連記事】:ダブルスの戦術~相手後衛を奥に押し込む~

 

 

前衛でプッシュを打つシチュエーション

バドミントンの技術向上で重要な要素がこのシチュエーション。

相手がいるスポーツですので、相手がどういうことをしてきているのか、といったことが技術練習をするときには非常に重要です。

技術でお悩みの方は、このシチュエーションを無視して自分のスイングばかりに気を取られていることが多いように感じます。

それでは、前衛でプッシュを打つシチュエーションを整理してみましょう。

 

 

相手がネット際に落とすリターンをしてきたとき。

相手はネット際へリターンをしてきた場合です。

前衛とネットの間を狙って打ってきています。

この場合、前衛の選手からすると、前の打点でプッシュを打つことになります。

 

相手がドライブでリターンしてきたとき。

相手は鋭く速い球でリターンしてきました。

前衛からすると自分にぶつかってくる、自分を通過していくような球となります。

この場合、前の打点で打つこともできるのですが、相手の球が速い場合などは、前で打つのではなく上の打点を使って打つようにします。

 

 

前で打つプッシュ

それでは前で打つプッシュの打ち方を見ていきましょう。

 

ポイントは

  1. 腕は前に伸びたところで打つイメージ
  2. ラケット面は立てた状態
  3. 手首を押し込むようにする

です。

 

さらに、動画で見ていただきたいポイントとしてはラケットのスイング方向です。

ラケットのグリップエンドを下方向に下げるようにしています。

ラケットヘッドを前に振ってしまうとラケット面が被ってしまいネットに引っかかってしまうので気を付けましょう。

【関連記事】:ショートサーブに対してタッチを早くするラケットの出し方

 

 

上で打つプッシュ

それでは次に上で打つプッシュを見てみましょう。

 

こちらのポイントは

  1. 腕は上に伸びたところで打つイメージ
  2. ラケットヘッドを振って、グリップよりヘッドを前に走らせる
  3. 手首は固定せずに柔らかさを出す

です。

 

動画を見ていただくと、腕からラケットにかけて「クネクネした動き」になっているのがわかると思います。

肘、手首、グリップを柔らかく使うことで、上から打つプッシュのスイングを滑らかにすることができます。

 

 

打点によるラケットとグリップの関係性

打点によってラケットとグリップ(手首)の位置関係が真逆になります。

実際に画像を使って見てみましょう。

 

 

前で打つ場合は面よりグリップが前

これは前の打点でプッシュを打っている写真です。

ヒッティング直前の場面ですが、ラケットヘッドよりも、グリップ(手首)の位置がだいぶ前にあるのがわかると思います。

つまり、前の打点でプッシュを打つ場合、

ラケットヘッドをグリップよりも後ろに下げる

もしくは

ラケットヘッドよりもグリップを前に押し込む

ようにしてプッシュを打つようにします。

 

 

上で打つ場合は面よりグリップが後ろ

上の打点でプッシュを打っている写真です。

ラケット面がかえってグリップよりも前に振り出されているのがわかると思います。

つまり、上の打点でプッシュを打つ場合には

ラケットヘッドが、グリップよりも前になるように振り出す

もしくは

ラケットヘッドよりも、グリップを後ろに引きこむ

ようにしてシャトルを捉えるように意識していきます。

【グリップ関連記事】:バックハンド上達~2つのグリップを使い分ける~

 

 

まとめ

ダブルスの前衛では相手が打ってくる球、シチュエーションによって打点が変わってきます。

そのシチュエーションを整理すると

  • 相手がネットに落とそうとしてきた場合
  • 相手が鋭いドライブで返球してきた場合

です。

 

そのシチュエーションごとにプッシュを整理すると

相手がネットに落とそうとしてきた場合

「前の打点でプッシュ」を狙う

 

相手が鋭いドライブで返球してきた場合

「上の打点でプッシュ」を狙う

 

となります。

 

前の打点と上の打点では、ラケットヘッドとグリップ(手首)の位置関係がことなります。

 

前の打点でプッシュを打つ場合、

ラケットヘッドをグリップよりも後ろに下げる

もしくは

ラケットヘッドよりもグリップを前に押し込む

ようにしてプッシュを打つようにします。

 

上の打点でプッシュを打つ場合には

ラケットヘッドが、グリップよりも前になるように振り出す

もしくは

ラケットヘッドよりも、グリップを後ろに引きこむ

ようにしてシャトルを捉えるように意識していきます。

 

体の使い方はこれが重要なポイントになりますのでチェックしておきましょう。

 

 

前衛で待つ時には、どちらか一方を待つようにします。

前の打点で待っている、しかし相手の球が思ったより速かったり高かったりした場合には打点を上に持っていきます。

逆に、

上の打点で待っていたものの、相手の球がネット際へのリターンだった場合、そこから前の打点に持って行って打つようにします。

これらの動きは動画の中にもされげなく出てきているのでそんなところも注目してみてください。

【ダブルスの関連記事】

ダブルスの基本戦術は『押し込む&沈める』と二つのエリア

ダブルスの戦術~相手後衛を奥に押し込む~

 

 

まとめ動画でおさらい

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
元日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→バドミントンコーチ

バドチュー.NETを運営するバドミントンコーチ。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
現在は小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
専門店勤務の経験からバドミントンの上達には用具選びやメンテナンスが必要と考え、アドバイスやストリンギング活動もおこなっている。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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