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ダブルスの戦術~相手後衛を奥に押し込む~

バドミントンの戦術
この記事は約 6 分で読めます。 3,136 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

ダブルスをやっていると、困ることがあります。

よく聞かれる質問でもあるのですが、

「後衛を振りたいのですが、どこに打てばよいのかわからなくなってしまう」

というもの。

ダブルスはシングルスに比べると、ラリーのリズムが速いこと、そしてコートの空きスペースが狭いことから狙う余裕がなくなってしまったり、空きスペースを見つけることができなかったりしているのではないかと考えられます。

そこで、後衛を揺さぶる戦術を整理し、ダブルスの後衛を狙えるようにしていきます。

今回はどのようなところを狙って練習すればよいのかを解説していきます。

 

 

原因

まず、ダブルスで後衛を揺さぶりたいところですが、わからなくなってしまう原因を考えてみると、

  • ラリーのリズムが速く判断できない
  • 相手の空きスペースが少なくて狙えない
  • 沈めることと、相手を奥に押し込むことがごっちゃになっている

といったようなことが考えられます。

 

ラリーが速く判断ができない、というのは戦術をより細かく理解しておくことで何を狙うのか、どこを狙うのか、判断が速くなっていくと考えます。

次に、相手の空きスペースが少なくて狙えないというのは一球で相手を揺さぶろうとしていることが考えられるため、複数の球を組み合わせて相手を揺さぶれるようにしていきます。

相手を奥に押し込みたいし、下で打たせたい!という意識が強すぎると、強烈なプッシュばかりを狙ってしまい、自分のエラーのリスクも上がってしまいます。

 

 

ダブルスの戦術

ダブルスの戦術の基本は

  • 相手を奥に押し込み後ろから打たせる
  • 相手に下から打たせる

ですね。

関連:ダブルスの基本戦術は『押し込む&沈める』と二つのエリア

 

今回は相手を奥に押し込む戦術とその技術を紹介していきます。

 

 

相手の後衛を奥に押し込む戦術

ダブルスで後衛を奥に押し込む戦術は3つ

  1. ドライブで奥に押し込む
  2. アタックロブで奥に押し込む
  3. ネットクリアで奥に押し込む

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

 

ドライブで後衛を奥に押し込む

これができれば理想的!

なぜかというと、相手を押し込むことができるのはモチロン!

上手くいけば、奥に押し込み、さらに相手に下から打たせることができるからです。

 

基本はストレートドライブ

速い球を打つため、コースが内側に入ってしまったり、タイミングがずれて前衛に捕まってしまうと逆に自分たちが苦しい展開になってしまう場合もあります。

基本は前衛が触りにくいストレート。

ストレートドライブをサイドに打てるよう練習していきましょう。

 

ドライブフォアハンド

【鋭いドライブの関連記事】:ドライブを鋭くするために意識したい4つのポイント

 

ドライブバックハンド

【鋭いバックハンドドライブを打つ関連記事】:バックハンドでシャトルを弾き飛ばす~ハンドリングスキルはてこの原理~

 

ドライブで後衛を押し込むことができたら、攻撃のチャンスです。

押し込んでから前衛でのアタックやスマッシュでの攻撃につなげていきましょう。

 

 

アタックロブで後衛を動かす

アタックロブで追い込むことで、相手の打点を下げることができます。

このアタックロブも基本はストレート。

サイドに打てるようにしていきましょう。

 

後衛を揺さぶるフォアハンドロブ

【フォア側はフットワークがポイント】:スピードを高めるフォア側のフットワーク

 

後衛を揺さぶるバックハンドロブ

【ロブの基本を確認する関連記事】:基礎打ちで練習!バックハンドロブ3つのポイントを解説

 

アタックロブで押し込むことができれば、相手はスマッシュやドロップに角度をつけにくくなります。

レシーブで切り替えしたり、ネットに沈めて、反撃に転じましょう。

 

 

ネットクリア(高いロブ)で後衛を後ろまで下げる

トップ選手のすごさはコレ

  1. 相手を奥に押し込む
  2. ネットに沈めて相手にしたから打たせる

【参考記事】:ダブルスの基本戦術は『押し込む&沈める』と二つのエリア

 

この二つですが、攻撃的にこの戦術を使うことが難しい場合、

相手を奥にしっかりと押し込んでディフェンスするという戦術をとります。

それが、ネットクリア(高いロブ)です。

ネイビーの低いロブの軌道だと相手をレッドエリアまで下げることができない。

ブルーのネットクリア(高いロブ)の軌道で打つことができれば、相手をレッドエリアまで下げることができ、自分たちのディフェンスがおこないやすくなる。

トップレベルほど、ネットクリアの高さと距離が正確です。

【ロブの高さを出すための関連記事】:バックハンドでロブをより鋭く高く上げる体の使い方

 

 

まとめ

相手の後衛を奥に押し込む戦術をまとめていきます。

押し込み方は3つ

  1. ドライブで奥に押し込む
  2. アタックロブで奥に押し込む
  3. ネットクリア(高いロブ)で奥に押し込む

 

ドライブで押し込む

ドライブで後衛を押し込むことができたら、攻撃のチャンスです。

ドライブで押し込んでから前衛でのアタックやスマッシュでの攻撃につなげていきましょう。

 

アタックロブで押し込む

アタックロブで押し込むことができれば、相手のスマッシュやドロップは角度が無くなります。

レシーブで切り替えしたり、ネットに沈めて、反撃に転じましょう。

 

ネットクリア(高いロブ)で押し込む

高いロブで相手を後ろまで下げることでラリーを仕切りなおすことができます。

苦しい場面では、このような戦術で仕切りなおせるとよいでしょう。

また、相手のアタック力が低い場合などは、ネットクリアから攻撃に転じていくパターンも有効になります。

 

いずれにしても後衛を奥に押し込んだ後、

どのような展開を狙っていくのかが重要なポイントになってきます。

戦術を整理して後衛を奥に押し込むことでゲームを優位に進めましょう!

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
元日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→バドミントンコーチ

バドチュー.NETを運営するバドミントンコーチ。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
現在は小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
専門店勤務の経験からバドミントンの上達には用具選びやメンテナンスが必要と考え、アドバイスやストリンギング活動もおこなっている。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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