初心者のラケット!上達するためのラケット選び4つのポイント
こんにちは。
元バドミントン専門店店員のバドミントンコーチ齋藤(@usagi02_soushi)です。
バドミントンを始めて驚かれること。
『競技用ラケットが軽いこと!』
初めて競技用ラケットを持った時にその軽さにびっくりする方は多いもの。
そして、そのラケットの値段を聞いてさらにビックリ(笑)
さらに、種類の多さにびっくり!!
そんなラケットですが、初めてのラケットはどのように選べばよいのでしょうか??
もし!
一本目のラケット選びがこれからの上達に関係するとしたら!?
真剣に選びたいですよね。
今回はバドミントンを始めて、最初に買うラケットの選び方を解説していきます。
Contents
初心者のラケット選び4つのポイント
最初のラケット選びのポイントとなるのがズバリ
- クセが少ないラケットを選ぶ
- 金額は控えめのものを選ぶ
- ストリングは専門家に張ってもらう
- グリップテープは平べったいウェットタイプ
上記の4つです。
ではこれから一つずつ説明していきます。
クセが少ないラケットを選ぶ
一番重要なポイント!
クセが少ないラケットを選びましょう!
ラケットには重さ、重心のバランス、シャフトの硬さ、フレームの形状、素材・・・
細かな部分も含めて様々な種類があります。
クセが無いというのは、
- イーブンバランス(重心が真ん中あたりにあるラケット)
- 軽すぎない(3Uか4U程度)
- シャフトに適度なしなりがある
この3つを兼ね備えたラケットです。
最初に選ぶラケットとしては、イーブンバランス~やや先が重いくらい、そして軽すぎないラケットがおすすめです。
バドミントンを始めると、まずはラケットの振り方(いわゆるフォーム)を身につけていくことになります。
このとき、ラケット、そしてラケットヘッドに多少重みがあったほうがラケットヘッドを走らせる感覚が身に付きやすいと考えています。
力に自信がない・・・。
という方は、さらにシャフトのしなりがでやすいラケットを選ぶのが良いでしょう。
逆に上級者モデルというのは、プレイヤーのこだわりに対応できるように細かな味付けがなされています。
ヘッドに重みがあったり、逆にヘッドが軽かったり、シャフトが硬かったりと求めるプレーに合わせて作りこまれているので初心者の方にはオススメではありません。
上級モデルを使えば上手に打てる!というわけではないんですね。
【しなりを生み出す】バックハンドスキル~てこの原理でシャトルを弾く~
金額は控えめのものを選ぶ
バドミントンラケットは高いもので30,000円を超えるようなものも・・・。
こちらも
「高い=使いやすい」
というわけではありません。
初心者のうちは、まだ自分がどういったプレーが得意なのか、どういったラケットが合っているか、好みなのかということがわかりません。
半年から1年くらいバドミントンをしていくと、自分に合ったラケットが欲しい!
と二本目のラケットを購入したい気持ちが出てくる人が多いように思います。
また、上達するにつれストリングが切れる頻度も高まり、ラケットの本数は増えていくものです。(上級者が同じラケットを複数本持っているのはそのため)
いずれラケットは買い足していくことになるのです。
最初の一本は無理せず金額は控えめのものをオススメします。
【価格控えめラケットレビュー】コンポジットテクノのバドミントンラケット『Lesmo』の試打セットレビュー
ストリングは専門家に張ってもらう
ストリングとは通称ガットのことです。
お店にはすでにストリングを張り上げたものもありますが、
それはちょっと待った!
ラケットだけでなく、ストリングもしっかりと選び、専門家に張ってもらいましょう。
ストリングはシャトルを打ちだす超重要なアイテムです。
その重要なアイテムだからこそ、専門の知識と技術を持った人に張ってもらいましょう。
ストリング選びとテンションが適正であれば打ちごたえを感じることができます。
上達には「ナイスショット」の感覚を掴むことが重要です。
ナイスショットを感じ取るには適正なテンションで張り上げる必要があります。
上達を目指すのであれば、ストリング選びと張り上げは専門家に相談することをオススメします。
【インパクトが大事なショット】【バドミントン用語解説】ドライブ
グリップテープはまずはウェットタイプ
グリップテープは最初は平らなウェットタイプがオススメです。
グリップはラケットと手をつなぐこれまた超重要なアイテム!
ジュニア選手に関しては、元グリップを剥がしてグリップを細くしたいところです。
グリップが太いとわしづかみになりやすく、手を使ったハンドリングを覚えるのが難しくなってしまいます。
また、元グリップをとって巻くことでグリップの八角形の角を感じ取りやすくなります。
今自分がどのようにグリップを持っているのかを感じ取れるようになることは上達につながっていきます。
ジュニア選手や手の小さな選手は特にグリップを細くし、手の中でグリップを転がせるようにすることをオススメします。
【グリップの使い方】バックハンド上達~2つのグリップを使い分ける~
まとめ
初めてのラケット選び
ポイントとなるのが
- クセが少ない
- 金額控えめ
- ストリングは専門家に
- グリップテープはウェットタイプ
クセが少ないラケットとは
- イーブンバランス~やや先重
- 適度な重さ(3U~4U)
- シャフトがしなりやすい
逆に!注意したいのは、重量が軽すぎるラケットやヘッドバランスが軽いタイプです。
金額は控えめに
一本目のラケットの金額は控えめなものを選びことをおすすめします。
上達に従ってストリングが切れる頻度が高くなったり、新しいラケットが欲しくなるものです。
金額と使いやすさは関係ありません。
最初のうちはどのようなラケットが良いのかわからないからこそ、一本目は金額を控えめのものを購入してバドミントンんに慣れてきたころを見計らって二本目の購入を検討するというのがオススメです。
ストリングは専門家に
ストリングが元から張り上がっているタイプではなく、専門の人にストリングを張ってもらうようにしましょう。
ストリングはシャトルとラケットをつなぐとても重要なアイテムです。
シャトルとのインパクトを感じられるように張り上げてもらうことがおすすめです。
グリップテープはウェットタイプ
デコボコのついていない、平べったいグリップテープがおすすめです。
グリップは手とラケットをつなぐ重要な部分です。
グリップの角が自分の手のどこにあるのかということを感じとれるようにしましょう。
また、手の小さなジュニア選手などは細いグリップのものを選んだり、元グリップを剥がして細くしたりすることも上達につながっていきます。
【グリップアレンジ】カスタマイズ講座『グリップエンドのアレの作り方』
最後に、初めてバドミントンのラケットを買うのだからわからなくて当然です。
わからないからこそ、
「専門の人のアドバイス」
を聞いてみるこです。
行ける距離にバドミントンの専門店がある方は是非専門店で相談に乗ってもらいましょう!
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