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フットワーク~後方移動の基本、スキップターン~

 2018/11/15 ボディコントロール
この記事は約 8 分で読めます。 11,995 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

バドミントンは前後左右に動きます。

そんな中で最初にぶち当たるであろうフットワークの壁。

それが後ろに下がるフットワーク。

後ろへ下がるのが苦手。

そんなことを感じている方は多くいるのではないでしょうか。

 

後ろに下がるフットワークを速くするには抑えておきたいポイントがあります。

そのポイントをおさえることで後ろへの移動が格段にスムーズになり、スピードが上がり、プレーのリズムを生みます。

後ろへのフットワークを速くする方法解説していきます。

 

 

後ろへのフットワークが難しい理由

後ろに下がるのが難しいのはなぜでしょうか。

まず最初に考えられるのは「非日常の動き」だからです。

日常生活で後ろ向きに動くことはほとんどありませんよね。

当然日頃使わない動きは慣れていないので難しく感じてしまいます。

【非日常の対処法記事】:バックハンドが難しいと感じるのは、非日常の壁があるから。「習って慣れろ」のすすめ。

 

 

もう一つが、

「本当に後ろ向きに移動している。」

ということです。

 

後ろに下がるというのは

「コートの後方に下がる」

ということです。

 

初心者の方は

「後ろ向きに下がる」と勘違いされている場合があるので注意が必要です。

つまり、「コートの後方に下がることができれば、後ろ向きに下がる必要はない」ということなのです。

これが後ろへのフットワークを難しくしている原因の一つです。

【動きやすい方向の記事】:フットワークのスピードを高める!基底面の方向と使い分け方

 

 

後ろへのフットワークが遅い原因

後ろへのフットワークは非日常的な動きであること、そして後ろ向きに下がろうとしてしまうことが難しく感じてしまう原因ということをお話ししました。

では後方へのフットワークが遅くなってしまう原因はどういったことにあるのでしょうか。

まずは、フットワークが遅い原因を整理してみましょう。

 

 

バックステップしている

一番の原因はこれです。

バックステップしている場合です。

 

 

こちらの動画のように、後ろ向きに走っている状態です。

まさに、後ろ向きに動いています。

背中が進行方向になっていますよね。

後ろ向きに動くのは、動きにくいですし、歩幅を広くすることが難しいです。

 

フットワークのスピードを高めるためには

「足のストライドを大きくし、ピッチを速める」

ことがポイントです。

ストライドを大きくしにくいということは大きなデメリットとなります。

 

 

歩数が多い

バックステップで後ろに下がろうとする場合、ストライドを大きくすることが難しいため、歩数が多くなってしまいます。

歩数が多くなれば当然フットワークのスピードは速くなりません。

小さな歩幅でたくさん足を動かさなくてはいけません。

本人は「一生懸命速く動いている」つもり

になるのですが、実際に

「コート後方に速く移動する」ことはできていません。

結果的にはシャトルへの入りが遅くなってしまいます。

 

 

後ろに下がるフットワークのポイント

ではコート後方に移動するフットワークのポイントを解説していきます。

ポイントはいかに早く

「コート後方に移動できるか」

ということです。

 

後ろ向きに動かない

これは知識、意識、考え方の部分です。

しつこいようですが、後ろへのフットワークとは

「コートの後方へ移動する」

ということです。

後ろ向きに動くことではありません。

 

まずはこの認識を持つことは思いのほか重要です。

大事なことなのでもう一度言います!

後ろへのフットワークとは

「コートの後方へ移動する」

という認識をもちましょう!

 

スキップターンをマスター

後ろ向きに動かない方法、それがこの

「スキップターン」

です。

 

読んで字のごとく、スキップしながらターンをするステップです。

このスキップターンをマスターすることで、後ろ向きに動くことから

「同側に向かって動く」

ことができるようになります。

ターンすることで、右側が進行方向に向きます。

イメージでは横向きに動くようなイメージになります。

 

 

画像でチェック!

後ろへのスキップターンは左足からスタート

左足を着地、ここから右足をスキップしてターン

もう一度左足で着地します。その間にターンして向きを変えます。右側が進行方向に向きます。

そのまま打つことができる体勢になります。

動画でチェック!

今度は動画でスキップターンの動きを見てみましょう。

左足からスタートして、もう一度左足を着地して、その後に右足となっていますね。

『左・(ターン)・左・右』

の順番で動きます。

 

スキップターンのステップ練習

スキップターンを連続でリズムよくできるように練習しましょう。

【合わせて練習】:フットワークの基礎!4つのステップをマスターしよう

 

歩数を減らそう

次にフットワークの歩数を減らします。

スキップターンを使うことが第一ですが、スキップターンのリズムが掴めたら今度はストライドを大きくとれるようにします。

ストライドを大きくすることで、歩数を減らすことができます。

そのためには、スキップターンで大きく動けるように練習していきましょう。

 

スキップターンを大きくするステップ練習

足の接地時間を長くし、一回のターンで長い距離を移動できるように練習していきましょう。

また、大きな動きができるようになることで、その後のスマッシュやクリアーを強く打つことにもつながっていきます。

 

 

まとめ

今回はスキップターンという聞きなれない言葉も入ってきました。

そういうこともあり、写真と動画を使っての説明が多くボリュームのある内容となりました。

ここで、今回の内容をまとめたいと思います。

 

後ろへのフットワークが難しい理由

  • 後ろへのフットワークは非日常的な動きである
  • 後ろ向きに下がろうとしてしまう

この二つのことが後方へのフットワークを難しく感じる理由です。

では次に後方へのフットワークが遅くなってしまう原因を整理してみましょう。

 

後ろへのフットワークが遅い原因

  • バックステップしている
  • 歩数が多い

という二つが原因として考えられます。

バックステップしていることが歩数を増やす原因にもなっています。

後方へのフットワークを身につけるためにもバックステップから脱却する必要があります。

 

後ろに下がるフットワークのポイント

  • 後ろ向きに動かないということを認識し意識を持つ
  • スキップターンをマスター
  • 歩数を減らす

 

一個目の後ろ向きに動くということのデメリットは今回の記事でさんざんお伝えしてまいりました。

後ろ向きに動くのではなく、体の側面が進行方向に向くイメージを持てるようにしていきいましょう。

この体の側面を進行方向に向けるために必要なボディワークが「スキップターン」というステップです。

スキップターンを使ってフットワークができるようになったら、今度は歩数を減らすためにスキップターンを大きくできるように練習をしていきましょう。

 

スキップターンを使えるようにすること、そして小さいスキップターンと大きいスキップターンを使い分けられるようになるとフットワークの応用がきくようになってきます。

【合わせて読みたいステップ記事】

フットワークの基礎!4つのステップをマスターしよう

ステップ実践編~4つのステップを組み合わせてゲームの動きを高める~

4つの基本ステップ~レベルアップ編で意識する2つのこと~

 

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
元日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→バドミントンコーチ

バドチュー.NETを運営するバドミントンコーチ。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
現在は小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
専門店勤務の経験からバドミントンの上達には用具選びやメンテナンスが必要と考え、アドバイスやストリンギング活動もおこなっている。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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