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『相手とのリズム』3つのパターン

 2019/06/20 バドミントンの戦術
この記事は約 7 分で読めます。 2,114 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

バドミントンは相手とのリズムが上手くつかめるようになるとラリー力が高まってきます。

リズム感!バドミントンのリズムとは?

 

相手が打ってくるのはわかっている。

だけど

なかなかリズムがつかめない。

反応が遅れてしまう。

相手とのリズムをどうやってつかめばいいのかわからない。

振り遅れてしまう。

間に合わない。

 

これはリズムの違いが原因になっていることが考えられます。

今回はバドミントンにおけるリズムの違いを3つのパターンにわけて解説していきます。

 

 

ラリーのリズムは「3つのパターン」

バドミントンのラリーのリズムには大きく分けて三つの種類があります。

それは

  1. 等速のラリー
  2. 自分が速い球を打ち相手がゆっくりとした球を打つラリー
  3. 自分がゆっくりした球を打ち相手が速い球を打つラリー

 

 

等速のラリー

ドライブの打ち合いやクリアーをお互いに打ち合う、プッシュとプッシュレシーブもこの等速のリズムに含まれます。

お互いに同じようなリズム「パン・パン・パン・パン」

「パーン・パーン」というようにお互い同じリズムで打ち合うラリー

これを等速のラリーと呼びます。

 

特長

一番リズムが取り易いのが等速のラリー。

お互い同じリズムで打てるので バドミントンの試合の中では

ドライブ合戦やクリアー合戦などがおこり、主導権を狙ったラリーが展開されます。

【ドライブのレベルチェック】セルフチェック!ドライブで4つのレベルを知って練習の質を高めよう

 

 

自分が速く、相手はゆっくり

自分が速い球を打ち、相手がゆっくりとした球を打って来るラリーです。

自分が速い球をパンと打ち、相手はそれに対してゆっくりとした球をパーンと打ち返してきます。

「パン・パーン」

というリズムですね。

 

例えば、スマッシュ(速い球)を打って、高く大きくリターン(ゆっくり)

ヘアピン(短い球)を打って、ロブ(長い球)でリターン

といったリズムです。

 

【速い球を打つポイント】スマッシュ力を高める~腰の回し方~

 

特長

  1. 自分が打った後の時間は短い
  2. 相手が打ってからの時間は長い

 

 

自分がゆっくり、相手が速い

自分がゆっくりとした球を打ち、相手が速い球を打ち返してきた

というラリーのリズムです。

「パーン・パン」

というリズムですね。

 

例えば、自分がロブやクリアー(ゆっくりな球)を打ち、相手がスマッシュ(速い球)を打ってくる。

ネット際に落とす(ゆっくり)、相手はプッシュでリターン!

などですね。

 

【ロブの打ち方】バックハンドでロブをより鋭く高く上げる体の使い方

 

特長

  1. 自分がシャトルを打った後の時間が長い
  2. 相手が打ってからの時間は短い

 

 

等速ラリーはコントロールと変化

等速のラリーは、ラリーが続きやすいという特長があります。

逆にラリーが続きやすいということは、

ラリーに 勝つためには

  • 相手より高い精度でシャトルを打ち続けるコントロール
  • リズムの変化をつける

が必要になります。

【相手に合わせて変化させる戦術】対応力を高める!対戦相手のタイプ別、戦術選択の方法~オープンスペース&リピートショット~

 

 

タイミングが合わないのはリズムの変化

今回の「反応が遅れる、間に合わない、タイミングがずれてしまう」といったような課題は

リズムの変化に対応できていないからです。

【これは読んでおきたい】反応が遅れる人必見!打つ前に準備しておくべき3つのポイント

 

 

自分が速い球を打ち相手がゆっくりした球を打つ

タイミングがズレる2つのパターン

  1. 速い球を打って次が遅れる
  2. 速い球を打って次のゆっくりで打ち急ぐ

 

速い球を打った後

相手がゆっくりとした球を打ってきて、

ここでゆっくりした球のリズムのまま速い球を打ってしまう

打った後にタイミングが遅れてしまう。

この場合、相手の打ってきたシャトルが自分のところに来るまでに余裕があるので、

次の動きの準備やイメージをして、打った後にスピードを上げることができるようにしましょう。

 

速い球を打った後に打ち急ぐ

速い球を打ち、次の準備も早くできている。

そこで相手の球がゆっくり返ってくる場面で打ち急いでしまう。

速いリズムからゆっくりなリズムに変わります。

リズムがゆっくりに変化した場面では、

止まったり、ステップの数でタイミングを合わせるようにします。

【フットワーク強化】四股ふみで股関節強化~ポイントと効果~

 

 

自分がゆっくり打ち、相手が速い球を打ち返してきた場合

タイミングがズレる2つのパターン

  1. 相手に速い球を打たれて反応が遅れる
  2. 速い球につられて振り急いでしまう

 

相手に速い球を打たれて反応が遅れる

ゆっくりとした球を打ち、相手が速い球を打ってくる時に遅れてしまうのは

自分が打ったゆっくりのタイミングに合わせているから。

自分が打ってから相手が打つまでの時間に準備をおこなっておくことで

相手に打たれてからの対応をスピーディーにできるようにします。

【準備することはコレ】反応が遅れる人必見!打つ前に準備しておくべき3つのポイント

 

速い球につられて振り急いでしまう

相手が速い球を打ってきたのに合わせて、自分も早くリターンしなくては!

と急いで打ってタイミングがズレてしまう。

特に連続でレシーブしているときには、

自分のレシーブした後にできる時間を有効に使うようにしましょう。

使える時間を「焦り」で台無しにしてしまうことには要注意です!

 

 

まとめ

ラリーには三つのリズムがあります。

  1. 等速のラリー
  2. 自分が速く相手がゆっくりしたラリー
  3. 自分がゆっくり相手が速いラリー

 

等速のラリー

タイミングがとりやすく、ラリーが続きやすい。

基本的なラリー力を高めるためにはリズムを掴むことが大切。

 

自分が速く、相手がゆっくりなラリー

相手が打った後の時間を使う。

次の動きをあらかじめ予測しておくことで自分が打った後を早くする。

 

自分がゆっくり、相手が速いラリー

自分が打った後の時間を使う。

次の予測を行い相手が打った後の対応を早くする。

 

相手と自分とのリズムの違いを理解し、時間を上手に使いましょう。

特に後半二つのリズムでは、自分が打った後の時間、相手が打ってからの時間が異なるため

時間の使い方が異なります。

 

日々の基礎打ちの中からシャトルのスピードと滞空時間、相手とのリズムの違いをしっかりと見極めます。

リズムの変化がある中で、ラリーを作りコントロールを高めていくよう練習をしていくことで

相手の球に反応し対応する力が身に付き、ラリー力が高まっていきます。

【合わせて読みたい】ミスの原因と対策はこれ!2/3コントロールを練習しよう

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
元日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→バドミントンコーチ

バドチュー.NETを運営するバドミントンコーチ。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
現在は小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
専門店勤務の経験からバドミントンの上達には用具選びやメンテナンスが必要と考え、アドバイスやストリンギング活動もおこなっている。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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