バドミントンのコントロールを決める3要素
こんにちは。
バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。
バドミントンはシャトルを相手と打ち合い、
自分のコートに落とさないように、そして相手のコートに返す。
つまりシャトルをコントロールする能力が必要になります。
そんな、バドミントンでのシャトルのコントロール。
狙ったところに飛ばない。
ネットに引っかかってしまう。
後ろにアウト。
甘くなってしまう。
シャトルコントロールの悩みは常につきまとう課題です。
まずは、シャトルをコントロールをするためにどんなことが必要なのか。
今回はシャトルのコントロールに関する3つの要素をお話します。
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シャトルのコントロールを決める3つの要素
シャトルのコントロールを決める要素は3つ
- 高さ(上下)のコントロール
- スピードのコントロール
- 横(左右)のコントロール
バドミントンではこの3つの要素の組み合わせによりシャトルの飛び方が決まってきます。
(前提としては重力や空気抵抗もありますが、重力と空気抵抗はコントロールできるものではないので抜いています。)
例えば、オーバーヘッドストロークの場合、
下に向かって速いスピードで打つスマッシュやプッシュ。
逆に上に向かって速いスピードで打つのがクリアー。
上に向かって速いスピードで打つクリアーを左右に打ち分けることで
ストレートとクロスを打ち分けることができます。
3つの要素の組み合わせでバドミントンのショットは構成されています。
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高さ(上下)
上下のコントロールは
- ネットの高さへのコントロール
- 相手コート前方と後方への打ち分け
- シャトルの飛距離
といったことに関係してきます。
ドライブやプッシュ、スマッシュなどでは下に打てばネットに引っかかってしまいます。
逆に高すぎると相手からカウンターをくらったり、バックアウトしてしまうこともあります。
ロブやクリアーなどの高さが必要なストロークでは、角度を上にしすぎると浅くなってしまうことがあります。
低い場合はバックアウトしたり、相手に上から打たれてしまうことにもつながりますね。
【活用事例】ドロップ交互で気を付ける3つのポイント
スピード
スピードのコントロールは
- ストロークの打ち分け
- コートの前後を使うコントロール
- シャトルの飛距離
といったことに影響を受けてきます。
コートの後方から、シャトルを速いスピードで打つことでスマッシュやクリアー
そしてゆっくりとスピードを抑えることでドロップになります。
ネット際から、速く打つことでロブ、ゆっくり打つことでヘアピンを打ち分けることができます。
スピードのコントロールはストロークの種類に大きく影響していることがわかりますね。
各ストロークを打ち分けるためにはスピードのコントロールがポイントです。
速く打ったりゆっくり打ったりをわけられるようにしていきましょう。
左右(左右)
左右のコントロールを変えることによってストローク名が変わることは基本的にありません。
変わるポイントは
- ストレートとクロスです。
- 相手に対してシャトルの通過しかた
- サイドアウトのリスク
ストレートとクロスでは、距離が変わってきます。
クロスの方が距離が長くなるため、ストレートとクロスを打ち分ける際には
距離や高さといった飛距離に関係する要素も同時に調整していくことが必要になります。
【活用事例】ハイバックでストレートとクロスを打ち分ける方法
まとめ
バドミントンでは3つの要素の組み合わせによりシャトルの飛び方が決まってきます。
シャトルのコントロールを決める要素は3つ
- 高さ(上下)のコントロール
- スピードのコントロール
- 横(左右)のコントロール
高さ(上下)
- ストロークの打ち分け
- ドライブやスマッシュのコントロール
- シャトルの飛距離
上下を打ち分けることでスマッシュとクリアーの打ち分け
ドライブやプッシュ、ドロップなどではネット際へのコントロールとして重要です。
ロブやクリアーでは、飛距離にも影響します。
スピード
- ストロークの打ち分け
- コートの前後のコントロール
- シャトルの飛距離
シャトルの飛距離に大きな影響を与えます。
速すぎればアウト、遅すぎるとネットにひっかかります。
シャトルのスピードが速いスマッシュやクリアー、そしてゆっくりなドロップ。
ネット際からはロブとヘアピンの打ち分けにつながります。
左右(左右)
- ストレートとクロス
- 左右の距離の差による調整が必要
シャトルのコントロールミスがあったとき、
この3つの要素のどこに問題があったかを見極めましょう。
改善するポイントが見えてきます。
またすべてを完璧にコントロールする必要はなく、
3つの中で重要な要素を2つ揃えることでコントロールしやすくなります。
ぜひ3つの要素を意識してみてください。
「バドミントンは人生そのもの」