走る!EXBOLT63実打レビュー!ヨネックス製極細ストリング
こんにちは。
バドチュー.NETの齋藤(@usagi02_soushi)です。
細いストリング(通称ガット)ってどうなんだろう?
細いのに耐久性がアップってどういうこと?
使った感じが気になる。
そうです。
ヨネックスから0.63mmの細ーいストリング
しかも細いながらに耐久性がアップした!という情報が。
今回はそんなヨネックスの細ゲージストリング
『EXBOLT63(エクスボルト)』
レビューいきます!
Contents
EXBOLT63公式スペック
今回のエクスボルト
簡単にまとめるとこういうことです。
- 新素材採用による耐久性の向上
- 耐久性向上により細ゲージ化
- 細ゲージ化による高音の実現
- シャトルのスピードアップを実現
ヨネックスの公式情報をおさらいします。
製品名
EXBOLT63(エクスボルト)
ゲージ(太さ)
0.63mm
カラー
ホワイト・イエロー・ブラック
構造・素材
構造:マルチフィラメント
芯糸:高強度ナイロン
側糸:フォージドファイバー・ブレーディング加工
価格
1,300円
参照:ヨネックス公式ホームページ
メーカー公式テクノロジー
エクスボルトに使われている新素材とはどんなものなのか。
フォージドファイバーについて勉強しました!
フォージドファイバー
通常のナイロンより強度や耐熱性に優れ、航空機用のタイヤの部材にも用いられる素材から、新たにバドミントンストリングに適した素材「フォージドファイバー」を独自に開発し、側糸に採用。製造過程で不純物を取り除き、元の素材の何倍にも引き延ばすことで大幅な強度アップを実現した、鍛え抜いた繊維です。
参照:ヨネックス公式ホームページ
耐摩耗性の向上
フォージドファーバーは通常のナイロンに比べ
摩擦に強いという結果のようです。
摩擦に強い繊維を側糸(ストリングの外側に編み込む糸)に使用することで
ストリング同士の擦れによる摩耗に強くなっています。
ブレーディング加工
芯糸に側糸を編み込む加工法でストリングに優れた復元力を付与する。
参照:ヨネックス公式ホームページ
現在発売されているバドミントンストリングはほとんどがこの工法。
今回はこの側糸部分に新素材が使われているということですね。
実打レビュー
ヨネックスの反発系ストリングといえば!
BG66アルティマックス!
今回は『エクスボルト63(0.63)』と『アルティマックス(0.65)』で打ち比べしてみました。
仕様
ラケット:アストロクス100ZX×2
テンション:24lbs
【アストロクス100ZXレビュー記事】アストロクス100ZXの魅力!ZZとの違いは?
BG66アルティマックスと打ち比べ
結論から申し上げますと
高音でシャトルが走る!
まさに反発系ストリングです。
- 打感はアルティマックスより柔らかめ
- アルティマックスより高音
- ドライブ系が走る印象
- しなやかに飛ぶクリアー
- スマッシュの打ち応えはアルティマックスに軍配か!?
アルティマックスより細いだけに良い音がします。
劇的に高い音か?と言われると正直そこまでではありませんが
やはり甲高い音が気持ち良いストリングです。
細ゲージのキャンキャンした感じというよりも
スパーン、パイーンとしなやかにシャトルが飛ぶ
お上品な弾きと言ったらよいでしょうか。
アルティマックスより打球感は柔らかく感じます。
特にレシーブのような体周りからのドライブが走るため
レシーブの感覚は好印象。
アルティマックスに比べると柔らかさが感じられるため
スマッシュ等の強打は少し物足りなさを感じる場合もあるかもしれません。
若い男性でスマッシュガンガンという人向けではないかなと思います。
側糸が強化されているとのことで
しばらく使いこみましたがすぐにチリチリになるという感じではなく
気持ち良い打球感を維持していたように思います。
耐久性が向上しているとはいえ
摩耗性能であり、細ゲージであることに変わりはなく
スマッシュを打った際にやってしまいました。
エクスボルト試打は端切れにて終了。
切れたストリングを見てみると側糸が削れてきていました。
オススメのプレースタイル
- 一般男子の中上級者ダブルスプレーヤー
- レシーブの切り返しが好き
- 女性ダブルスプレーヤー
逆に、シャトルを押しつぶすような強さが欲しい人や
シャトルが食いついてコントロールするタイプのプレーヤーには不向きのように感じます。
【関連記事】【レポート】エアロバイトブーストはガツンとくるストリング!?
ストリングはラケットとの相性もありますので
気になるストリングを試していくことで
自分にマッチしたストリングが見えてきますよ♪
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