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反応が遅れる人必見!打つ前に準備しておくべき3つのポイント

ボディコントロール
この記事は約 5 分で読めます。 13,506 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

バドミントンをしていて多いのがエラー。

いわゆるミス。

振り遅れる。

フレームショット。

空振り・・・。

これらエラーの原因。

その一つがタイミングが合っていないこと。

タイミングが合えばもっとエラーを減らせます。

エラーを減らすためには打つ前の準備がポイント。

今回は打つ前の準備を整えることでエラーを減らしていきましょう。

 

エラーの原因はタイミングが合っていない

バドミントンでエラーが発生する原因はいくつか考えられるのですが、

その一つがタイミング。

相手が打ったシャトルとタイミングが合わない。

ラケットを早く振りすぎてしまったり

逆に

ラケットが間に合わなかったり

というようなエラーがおこります。

 

 

タイミングは相手が打つ瞬間

どうしてタイミングがずれてしまうのでしょうか?

上手に打てる選手

エラーをしてしまう選手

それぞれを見ていると始動するタイミングが違うことがわかります。

 

上手に打てるようになる選手は相手が打つ瞬間にタイミングを合わせることができるのです。

相手が打つ瞬間にタイミングを合わせることができるのです。

 

大事なので二回言いましたよ!!

ドッジボールで投げることばかり考えていてはバドミントンは上達しない話

 

 

シャトルは相手から飛んでくる

当たり前のことですが、あえて書きました。

シャトルは相手から飛んできます。

上手くタイミングが取れる選手というのは

相手が打つ瞬間を捉えています。

逆に、

タイミングがずれてしまう選手は

シャトルばかりを見て、自分の近くに来てからシャトルを捉えようとしているように見受けられます。

 

言い方を変えれば、

シャトルは相手のラケットからしか飛んでこない

ということです。

相手の打ちだしにタイミングを合わせることができれば、シャトルにもタイミングを合わせることができるようになってきます。

【戦術も相手に合わせて】対応力を高める!対戦相手のタイプ別、戦術選択の方法~オープンスペース&リピートショット~

 

 

相手が打つ瞬間にする準備は3つ

相手が打つ瞬間にタイミングを合わせるとはどういうことでしょうか。

いわゆる『構え』がその答えとなります。

構えという表現を使うと力を入れてポーズをとることと思われがちなため、「構え」という表現はあまり使いません。

そのような理由から構えではなく『準備』という表現をしています。

構えとはどういうことでしょうか。

バドミントンにおいて「構え」は3つの要素から成り立っています。

【関連トレーニング】四股ふみで股関節強化~ポイントと効果~

 

相手が打つときに行う3つの準備

  1. 体の準備:パワーポジションを作る
  2. ラケットの準備:ラケットの位置
  3. 目の準備:目線

 

この3つができて準備が整った状態となります。

この3つができている、

相手が打つ時にこの3つの準備を合わせることで

自分が打つ際にタイミングを合わせることができるようになってきます。

 

 

パワーポジション

パワーポジションは動き出せる状態であり、止まったままでもいられる状態です。

股関節、膝関節、足関節を曲げ、足の裏で地面を捉えます。

 

【関連記事】【バドミントン用語解説】支持基底面

 

 

ラケット

ラケットは自分と相手の間に置くようにします。

ラケットがダラリと下がっていたり、頭の上に構えたりしてしまうことで無駄な動作が入るためタイミングがずれやすくなります。

自分と相手の間に置くようにしましょう。

【ラケットワークの基礎】ラケットワークは3つの動作で決まる!

 

 

目線

目線の準備は

相手が打つ時に、目線が相手に行っている状態です。

シャトルは相手から打ちだされるからです。

相手に目線を持っていくことでタイミングをとりやすくなります。

逆にシャトルが自分の近くに来てから準備を始めても間に合わず、

シャトルを確実に捉えるのは難しくなるでしょう。

バドミントンで打ち損じミスを減らす!目の使い方

 

 

まとめ

打ち損じのエラーは

タイミングが合わないことが原因の一つです。

タイミングが上手くとれない人は、

相手が打つタイミングに合わせられるようにしましょう。

 

相手が打つ時に合わせるのは3つ

  1. パワーポジションを作って動きの準備
  2. ラケット自分と相手の間に置いてラケットの準備
  3. 目線を相手に持っていき反応する準備

 

準備するべき動きを確認したら、

『相手が打つ→自分が打つ』

というリズムに合わせてタイミングをとるということが、

自然とできるよう繰り返し練習していきましょう。

なぜ?基礎打ちで最初にドライブを打つ理由

 

 

「バドミントンは人生そのもの」

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
ビーウェイ長野伊那店 代表
日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→総合型地域スポーツクラブ→起業

バドチュー.NETを運営しています。
長野県伊那市にてラケットスポーツ専門店の経営とバドミントンインストラクターをやっています。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
長野では小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
バドミントンの上達や活性化には用具選びやメンテナンスが必要と考え、2021年コロナ渦にもかかわらずビーウェイ長野伊那店を開業。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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