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バドミントンで打ち損じミスを減らす!目の使い方

 2018/07/06 ボディコントロール
この記事は約 8 分で読めます。 10,784 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

「ガチャ・・・」

「カツン!」

打ち損じやフレームショット。

試合中はもちろん、練習中もこれらのミスをしたくてしている人はいないと思います・・・

でも・・・

なかなかミスが減らない。

上手に、綺麗にシャトルを捉えらるようになりたい!

打ち方やフォームなど一生懸命勉強してるのに打ち損じのミスがなかなか減らない。

それは・・・

打ち方やフォームなどの解決策が根本的に違っている可能性があります。

本筋から離れた解決策の練習を繰り返していても肝心の打ち損じのミスを修正することはできません。

今回は打ち損じを減らす、つまりシャトルを正確に捉えるために必要な『目』についてお伝えします。

 

 

打ち損じの原因は目

打ち損じの原因は皆さんなんだと思いますか?

ラケットの持ち方?それともフォーム・・・

フットワーク!?

どれも可能性はありますが、初心者をたくさん見てきて打ち損じが多い選手に一番多く見られる動きが『頭のブレ』です。

打つ際に頭がブレてしまっており、シャトルを正確に捉えることができず、打ち損じ「ガチャンミス」や「フレームショット」、そして「空振り」をしてしまったり・・・

悔しい思いをしています。

 

では、「頭がブレている」のなら「頭を止めておけばいい」ということにもつながるのですが、それだけでは打ち損じミスを減らすことはできないですし、じゃあどうやったら「頭がブレないのか」ということになりますよね。

頭がブレているときには一緒に「目」がブレています。

視界がグラグラな状態で打とうとしているということですね。

視界がグラグラな状態で針の穴に糸を通すことができるでしょうか。

非常に難しいですよね。

打ち損じミスを減らすためにはまず初めに「目をコントロールする」必要があるのです。

【体の土台を作る記事】:【バドミントン用語解説】支持基底面

 

ブレを招く二つのパターンを理解しよう

一つは打ちながらシャトルを目で追いかけてしまう場合、もう一つは強く打とうと思うあまり目がブレてしまう場合です。

 

ブレのパターン①シャトルを追いかけてしまう

これは自分がシャトルを打つと同時にそのままシャトルを目で追いかけようとしてしまう場合です。

自分が打つと同時にシャトルを追いかけてしまうと、ラケットのスイング、そしてシャトルのスピードが速いので、目と頭も一緒にブレてしまいます。

シャトルのコントロールは視覚だけでなく、聴覚、そして触覚を最大限に働かせて、感じ取れるようになりましょう。

「シャトルのコースは見るのではなく、感じる」ということです。

 

ブレのパターン②強く打とうと思って

これは特にスマッシュを打つ時に見られますが、より強い球を打ちたい!より速くラケットを振りたい!というときに頭を振ってしまう選手がいます。

頭を振ると「自分はがんばっている!」と勘違いしてしまいます。

しかし、頭を振るという動作は目のブレだけでなく、頭のブレにより体の軸がブレることにもつながります。

自ら頭を振ってブレさせてしまってはどれだけ体幹トレーニングや筋トレをしてもプレーの安定につながりません。

強い球を打つために必要なのは頭を振ることではなく、速いスイングでも確実にシャトルを捉えるために、「目を定めて、頭を安定させる」ことです。

 

 

シャトルを見て打つ

では目を定めて、頭を安定させるとはどのようにしていけばよいのでしょうか。

まず、バドミントンにおいて目をコントロールするというのは「シャトルを見て打つ」ということです。

 

「そんなことわかってるわい!」

というお叱りの声が聞こえてきそうですね。

 

しかし、これは非常に大事なポイントなのですが「シャトルを見る」とはどういうことなのか。

ここで言うシャトルを見るとは

厳密に言うと、「これからシャトルを打とうとしているポイント(打点)を見る」

ということです。

 

もっとわかりやすく言えば

「打点を見る」

ということです。

勘違いしやすいのは相手が打つ瞬間からずっとシャトルを注視していればよいということではないということです。

ミスを減らすために意識的に見るべき部分は「打点」ということです。

 

 

シャトルを見るタイミングが命

バドミントンはリズムが取れるようになると上達のスピードが飛躍的にあがります。

バドミントンの基本のリズムは「ワン、・エン、ツー」です。

【関連記事】バドミントン上達法!まずはリズムを覚えよう

 

このリズムの「・エン(裏拍)」の時、つまり『テイクバック(正確にはグリップを緩める時)をするときにシャトルを見る』のです。

ボディワークで見ると「1:構え、・エン(ゆるみ)、2:打つ!」となります。

今回の目をこのリズムに当てはめると

「1:相手のヒッティングを見る、・裏拍(テイクバック)で打点を見る、2:打つ!」

ということになります。

 

 

リズムの取り方としては

「構える!打点を見る!打つ!、構える!打点を見る!打つ!」

ですね。

さらにテンポが早くなれば

「見る!打つ!、見る!打つ!」

というリズムになります。

 

 

目は打ち終わるまで動かさない

シャトルを良く見て!と言うと

ずっとシャトルを目で追っている方を見受けます。

バドミントンはシャトルの初速がスポーツの中で一番速いと言われています。

そんな速いシャトルをずっと目で追いかけるのは不可能に近いです。

なにより、自身が打ち出したシャトルを目で追いかける動作が、シャトルを捉える瞬間の頭のブレにつながってしまいます。

目でシャトルを捉え、目線を打点に定めたら、シャトルを打ち終わるまで目線はシャトルを捉えたい打点に定めたままにしておきましょう。

 

そうすることで、目がブレなくなり頭が安定することにより確実なヒッティングが可能となります。

さらに、頭がブレなくなることで、感覚が研ぎ澄まされ、自分がどのようなシャトルを打ったのか感覚的に捉えやすくなります。

 

 

強い球を打つために、目を安定させる

ブレのパターン②のように強い球を打ちたいあまり、頭を振ってしまい目がブレてしまうケースがあります。

これの問題は頭を振ると打っている本人は強打をしている気になってしまうということなのです。

 

強い球を打つには、ラケットのスイングスピードと筋力が必要です。

しかし、ラケットを速く力強く振ることができたとしても、ラケットでシャトルを確実に捉えることができなければそのラケットスイングは生きてきません。

「スイングスピードは速いけど、当たりそこなっている」のと

「スイングスピードは並みだけど、確実にラケット面のど真ん中で捉えている」

これらを比べれば、後者の方がシャトルを確実に加速させることができるでしょう。

【ラケットワークの記事】:バックハンドでシャトルを弾き飛ばす~ハンドリングスキルはてこの原理~

 

 

まとめ

打ち損じのミスを減らすというのは

「ラケット面の真ん中でシャトルを捉える」ということです。

そのために必要なことが「目」であり、「目で見るタイミング」をつかめれば、自分の打点がわかってきます。

打つ時に「目をブラさずに打つ」ことができれば打点がズレにくくなるので、正確にシャトルを捉えられるようになります。

そして「目が安定すると頭が安定する」ので自分自身の感覚が研ぎ澄まされていきます。

シャトルを見るということはボディコントロールの一種に分類されるのですが、バドミントンのリズムを掴むことで上達が早まります。

シャトルを見るということと、リズム(バドミントン上達法!まずはリズムを覚えよう)をセットで練習してみてください。

 

 

ショット別『目を使うタイミング』

ドライブ動画

テイクバックが完了すると同時に打点に目線を送ります。

打ち終わるまで目線は打点をキープ!

前衛でのプッシュ

レシーブ

クロスレシーブ

フォアハンドのロブ

スマッシュ

ハイバック

 

 

「バドミントンは人生そのもの」

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
元日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→バドミントンコーチ

バドチュー.NETを運営するバドミントンコーチ。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
現在は小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
専門店勤務の経験からバドミントンの上達には用具選びやメンテナンスが必要と考え、アドバイスやストリンギング活動もおこなっている。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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