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【バドミントン用語解説】ドロップ

 2018/09/11 シャトルコントロール
この記事は約 7 分で読めます。 4,938 Views

こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

「バドミントンやったことあるよ!楽しいよね」

という方とお話しをしていると良く出るワード

「上手い人ってさ、ネットギリギリに落としてくるでしょ!?あの嫌らしいやつ!」

そうです。

その嫌らしいやつ。

そいつがドロップです。ドロップはただの嫌らしいだけのストロークではないんですね。

もちろんドロップが上手い選手は嫌らしいですが(笑)

今回はバドミントンのドロップとはなんぞや!ということを解説していきます。

【シリーズ記事】

【バドミントン用語解説】ドライブ

【バドミントン用語解説】クリアーとは

【バドミントン用語解説】支持基底面

 

 

dropの意味

【drop】

落とす・落ちるという意味です。

シャトルをドロローンと落とします。

落とすということなので、自分の打点が上で、相手の打点が下からということになります。

イメージではこのような軌道のシャトルとなります。

ドロップのイメージ

 

ドロップの動画

【ドロップの打点記事】ドロップのミスを減らしたい!3つの打点を意識しよう。

 

 

狙い

相手の打点を下げる

自分の打点は白帯より上、相手の打点は白帯より下。

ドロップは上から下に落とすストロークです。

一つ目の狙いは相手を下から取らせるということです。

ネットの白帯より下で打たせることができれば相手の攻撃力を減らすことができます。

またスマッシュを打たれることが無くなるので選択肢も狭まり自分自身もプレーをしやすくなります。

相手に攻撃させないようなラリーを展開するうえで非常に有効なストロークです。

【下から打たせる戦術記事】ダブルスの基本戦術は『押し込む&沈める』と二つのエリア

 

 

相手のフロントコートを使う

ドロップはネット際を狙って落とします。

(シャトルのスピードがゆっくりになりますので、ネット際を狙わないと相手のチャンスボールになってしまいみあすからね。)

つまり相手のフロントコートを狙うということです。

相手を前後に揺さぶりたい、相手をネット前に寄せたい、ネット前の勝負に持ち込みたいといった狙いでのプレーにも使います。

 

バドミントンは前と後ろでプレーする場合、基本的には後方でのプレーの方が苦しくなります。

つまり多くのプレーヤーが後ろへ押し込まれることは嫌がります。

相手を後ろに追い込んでおいて前にドロップしたり、

その逆に、ドロップで相手を前に出しておいて、後ろを空けてから後ろを攻めるというような組み合わせ方も有効になります。

【シングルスの戦術記事】シングルスの戦術~オープンスペースを狙う~

 

 

緩急をつける

ドロップは落とすという性質上、シャトルのスピードを落とすことが必要です。

シャトルのスピードを落とすということは「緩い球」ということです。

相手がスマッシュを警戒している場合に相手の狙いを外してドロップを打ったり、緩いドロップで相手を崩して速いスマッシュで攻めるといった組み合わせで使うと有効です。

【ラケットワークも緩急が大切】鋭いドライブを打つ~4つのポイント~

 

ドロップとカットの違いとは

ここは重要なポイントですので結論からいきましょう。

ドロップを打つ技術の一つがカット(スライス)です。

シャトルを落とすためにはインパクトのスピードを抑えることが必要です。

そのためにシャトルをカットすることでシャトルのスピードを遅くコントロールします。

また、ドロップの左右に打ち分けるためにはシャトルの側面(羽根部分)を触れるようになることがポイントです。

左右に打ち分けるためにシャトルの側面をカットして打ちます。

 

バドチュー.NETでは、ドロップは前へ落とす球、カットは一つの打法という認識です。

ゆっくりしたフライトで飛ぶのがドロップ、速いフライトで飛ぶのがカットという認識ではございません。

 

 

基礎打ちのドロップはオーバーヘッドストロークの基礎

ドロップを打つにはラケットとシャトルをゆっくりとコンタクトする必要があります。

そのためには体幹の動きをコントロールすること、そして体幹の動きをコントロールするために足を使って打てるようにすることです。

 

詳細は関連記事をごらんください。

【関連記事】基礎打ちで練習!ドロップのスピードをコントロールする3ポイント

 

足を使う、体を使うということはオーバーヘッドストロークの基礎となりますのでスムーズにおこなえるよう練習しましょう。

【ドロップのフットワーク記事】

基礎打ちで練習するドロップ!フォア奥4つのバリエーションを使い分けを解説

基礎打ちで練習するドロップ!ラウンド(バック奥)のパターン4つを解説

 

 

緩急の感覚を身につける

特に初心者はドライブ(関連記事)でシャトルを加速させる練習、ドロップでシャトルのスピードを抑える練習を重点的に行うことがおすすめです。

ドライブとドロップの練習はバドミントンの緩急をつける基礎となります。

 

シャトルコンタクトの基礎

シャトルコンタクトは、

  1. コルクの先端を捉える
  2. コルクと羽根を両方とも捉える

という二つに大別できます。

 

ドライブは主にコルクの先端を捉えるコンタクトを使い、ドロップはコルクと羽根を両方とも捉えるコンタクトを使います。

これら二つのコンタクトを狙って使いわけられるようになると、シャトルコントロールが良くなっていきます。

基礎打ちの中で、シャトルとラケットのコンタクトも意識して練習できると良いですね。

 

まとめ

ドロップは上から下に落とすストロークです。

ドロップは相手のフロントコートを狙います。

ドロップはシャトルをゆっくりとコントロールします。

 

使い方の基本は、相手のコートを広く使うため、緩急をつけるということです。

どのストロークでもいえることですが、ドロップだけできれば良いというわけではありません。

使い方、組み合わせ方が大切です。

 

ドロップの練習はオーバーヘッドストロークの基礎をつくります。

とくにジュニアプレーヤーや初級クラスの選手は重点的に練習することをお勧めします。

その際に大切なことが体を使うこと、足を使うことです。

 

ドロップの練習でシャトルコンタクトの感覚を身につける

シャトルのコンタクトでコントロールが大きく変わります。

ドロップを打つ際には、コルクと羽根を両方ともコンタクトすることを意識して打つようにしましょう。

シャトルの打ちだしが滑らかになりコントロールが向上していきます。

 

ドロップの練習にはバドミントンの基礎となる要素が多く詰まっています。

日々の練習の中でドロップの練習を強化してみてください。

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
元日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→バドミントンコーチ

バドチュー.NETを運営するバドミントンコーチ。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
現在は小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
専門店勤務の経験からバドミントンの上達には用具選びやメンテナンスが必要と考え、アドバイスやストリンギング活動もおこなっている。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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