バドミントンの基礎打ちってなに?
こんにちは。
バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。
バドミントンプレーヤーにとっては当たり前。
だけど初心者からすると手強い存在。
それが「基礎打ち」です。
基礎打ちや基本打ちと呼ばれる練習はポピュラーで、ジュニアから大人まで多くの方がおこなっています。
毎回当たり前のように行われる基礎打ち
今さら聞けない、基礎打ちって何?について紹介していきます。
Contents
基礎打ちとは
バドミントンで「基礎打ち」や「基本打ち」と呼ばれるものは
これらは
特定のストロークを、特定の範囲で打ち合う約束練習の一種です。
簡単に言えば
「決められたストロークで打ち合う練習」
といえます。
基礎打ちが手強い理由はここにあるんです。
決められたストロークでラリーをする。
というのは思いのほか難しいものです。
基礎打ちの狙い
基礎打ちにはどのような狙いがあるのでしょうか。
考えられることは主に
「特定のストロークでのラリー力向上」
です。
基礎打ちでラリー力を向上する練習する理由は
特定のストローク練習をするだけであればノック形式の練習で可能だからです。
対人で打ち合う基礎打ちではラリーをする力を磨いていきましょう。
特定のストロークでラリーを続けるには、相手に対して打ちやすい返球をすることが必要です。
シャトルのコントロールに集中して練習していきましょう。
速い球を打つことよりもラリーが続くスピードでコントロールすることが大切です。
【コントロール】ミスの原因と対策はこれ!2/3コントロールを練習しよう
基礎打ちの内容
では基礎打ちの内容をみていきましょう。
今回はバドチュー.NET練習会や基礎練習会等でおこなっている基礎打ちの内容を紹介します。
ドライブ
お互いにドライブを打ち合います。
ドライブを最初に打つ理由は
にもあるように目を慣らすこととシャトルを加速させる感覚を掴みます。
ドロップ&ロブ
片方はドロップ、片方はロブを打ちます。
ドロップ
ロブ
ドロップ&ロブはゆっくりとしたテンポです。
落ち着いて丁寧にラリーを続けていきましょう。
ドロップは体をしっかり使うことでオーバーヘッドストロークのフォームづくりやフットワーク練習としても効果的です。
ロブは、高さを出せるように、天井に向かって強く打ちましょう。
ドロップ交互
ドロップ&ロブに動きを入れて行います。
動きを入れながら打つことでフットワークとヒッティングを合わせていきます。
動きながらラリーする練習です。
プッシュ&レシーブ
プッシュとプッシュレシーブです。
プッシュ
プッシュレシーブ
ドライブの応用ですが、レシーブ側はバックハンドでの対応がメインとなるため、最初は難しく感じるかもしれません。
バックハンドは
バックハンドが難しいと感じるのは、非日常の壁があるから。非日常の壁を突破する「習って慣れろ」のすすめ。
こちらの記事にあるように慣れが大きな要素を占めています。
プッシュ&レシーブはバックハンドに慣れる練習としても効果的ですね。
クリアー
お互いにクリアーを打ち合います。
クリアーは高く打つことを心掛けておこないましょう。
【ハイクリアーのポイント】ハイクリアーでシャトルを上に飛ばす方法
スマッシュ&レシーブ
スマッシュ&レシーブです。
スマッシュ
スマッシュレシーブ
基礎打ちの中でも難易度が高い種目です。
スマッシュ&レシーブは基礎打ちの一つの目標地点となります。
ここまでに出てきた種目を身につけることがスマッシュ&レシーブにつながってきます。
【リズムを掴む】『相手とのリズム』3つのパターン
ネットプレー
ヘアピンを中心にショートドライブなども織り交ぜて練習します。
ネットを制するものはゲームを制すと言われるほどネットプレーは重要です。
ネット際でのシャトルの動きは変化が大きいので、シャトルの変化とネットへの距離感を練習していきましょう。
まとめ
基礎打ちとは
「決められたストロークでラリーする練習」
基礎打ちのポイント
- 相手とラリーを続ける
- ラリーのリズムを掴む
- シャトルのスピードをコントロールする
基礎打ちの内容
基礎打ちはそれぞれのストロークにわけてラリーの練習をおこないます。
おすすめの順番です。
基礎打ちは毎回のようにおこなうラリー練習です。
ラリーを続けることに気を付けて練習することで、シャトルを打つ時間が増え
シャトルのスピードをコントロールする力が身についてきます。
上手に打ちたい気持ちはあると思いますが、まずはラリーを続ける練習をしていきましょう。
「バドミントンは人生そのもの」