登山したらやっぱりバドミントンのことに気が付いた令和元年
こんにちは。
バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。
この記事はコアなファンがいまして、
「この記事を読んでバドチュー.NETのファンになりました。」
「齋藤さんと飲んでみたいです。」
といった他の記事とは一線を画した反響がございます。
そんな齋藤ですが、またもや登山に行ってきました。
登山にいくと記事が一本生まれるという法則に基づき、今回の登山で気づいたことについて書いていきたいと思います。
バドミントンは人生そのもの。登山はバドミントンそのもの。
入笠山に行ってきました
今回行ってきたのは長野県は南アルプスに位置する『入笠山』
赤石山脈(南アルプス)の最北部にある山で、いわゆる「南アルプス前衛の山」の一つである。ただし南アルプス国立公園の範囲には含まれない[3]。山頂には点名「入笠山」の二等三角点が設置されている[1]。山頂近くまでゴンドラリフトや車道が通じているため、比較的容易に登頂することができる。山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。
登山コースは、中央本線の青柳駅またはすずらんの里駅からのコースもあるが、登山者は極めて少なく、沢入登山口からのコースが一般的であり、よく整備されている。植生保護のための動物侵入防止用の柵が設置されている。
この山の北東側の斜面に富士見パノラマリゾートがあり、冬季はスキーを楽しめる。一方西側には牧場が広がり、春から秋にかけて牛が放牧されている。
山頂付近にはJAXAの施設「入笠山光学観測所」が設置されており、スペースデブリと小惑星の探索に使用されている。
参考:Wikipedia(入笠山)
こんな感じの山に行ってきました。
立体的に揺さぶる
入笠山ですが、実は山頂目前まで車で行くことができます。
登っている時間よりも車での移動時間の方が長かったくらい。
当然、山道なので右に左に蛇行する道を車で登ります。
山道の運転はとても疲れます。
そして乗っている人は酔います・・・。
山道は登りだけでなく、下りもあるのです。
登ったかと思えば、下り、
下ったかと思えば登り。
まるでバドミントンの配球のよう。
そこに急カーブがきて、ブレーキをかけては急な坂がきてアクセルを踏み込む。
そう。
それはバドミントンで緩急をつけるように。
極めつけは、段差。
窪みがあったり、土が盛り上がっていたり。
そんなところを通るたびに、お尻が浮くような上下の揺れが車を襲います。
そう。
それはバドミントンで高さの変化を使って相手を揺さぶるように。
バドミントンでも、左右、前後、上下への揺さぶりを駆使することで相手は疲労し、感覚を狂わせることができる!
(そんな考え事をしながら運転していたことは秘密です。)
動けるタイミングで動く
車を降りて登山開始。
距離は短いとはいえ山は山。
それなりに急な山道を登ります。
登っていてふと気が付きます。
「足を踏み出すタイミングが重要だ」
ということに。
山道は慌てて足を出そうとすると、
滑ったりしてバランスを崩しやすく、
バランスを崩すから踏ん張ったりと体力を消耗してしまいます。
そんなときにポイントになるのが足を踏み出すタイミング!
重心が移動し始めたタイミングで次の足に移動していくことでスムーズに足が出てきます。
足を出すのではなく、
「足が動く状態を作れば足は出てくる。」
バドミントンのフットワークがバタつく選手はこういうことを気を付けると動きのスピードが高まりそうですね。
経験知~知っているから気づける~
今回、スタッフの中に山野草や鳥にとても詳しい先生がいまして、
歩きながら、
「この花は○○で・・・。」
「これは毒草で・・・。」
「この鳥の鳴き声は!」
と数々の解説をいただきました。
しかしまあ、
「先生はよく気が付くな」
と。
かたや私は山野草や鳥に意識がいくこともなく歩いている。
この差はどこから!?
やはりこれは、
「知っている」
ということが、
「気づき」
につながっているのだと。
私のように知識がない人間にとっては、草花にしか見えていない景色も
知っている人からすれば、一つ一つが面白い景色になるということ。
バドミントンも知れば知るほど面白くなるように。
経験値の強さ
頂上付近まで、車で行けるとはいえ、山道の運転に急斜面の歩き。
日頃から運動している人でも疲れます。
そんな中、山岳ガイドの先生(60代)は全然平気な様子。
まさにこれこそが経験値なのでしょう。
人は初めてのことや不慣れなことにストレスを感じます。
山登りに慣れている山岳ガイドさんと山に不慣れな齋藤の差が表れている部分です。
山岳ガイドさん、
なにせ、今年になって80回以上も山に登っているとか。
日常生活の一部の人にとっては山登りはあたり前のものなのでしょうね。
「不慣れなことを当たり前になるまでする」
ように続けることが強さになっているのですね。
まとめ
山には発見がたくさんあります。
バドミントンの発見はもちろんですが!?
動物や植物など知らないことがたくさんあることに気づきます。
学びをやめた時点で終了してしまうということですね。
山は専門知識と経験を有する方を行きましょう!
気づきや学びにつなげるためということはもちろん、山は危険なこともあるためルールやマナーがあります。
高くない山だから、近くだからという油断は禁物。
しっかりとした準備がより楽しさにつながっていきます!
こんなところもバドミントンと一緒ですね。
「バドミントンは人生そのもの」