フットワークのスピードUP方法。キレとノビを使いわける!
こんにちは。
バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。
フットワークのスピードを高めたい!
もっと速く動ければ、シャトルにさわれるのに・・・
もっと速く動ければ、決めることができたのに。
フットワークを速くしたいというのはバドミントンプレーヤーであれば誰もが一度は思うこと。
でもなかなか速くならないのがフットワーク。
それはなぜか・・・。
多くの場合
速く動く方法を明確にしないまま一生懸命動いているからです。
フットワークを速くするために大切なことをお伝えしていきます。
Contents
フットワークを速くするために必要なステップの要素は二つ
- 脚の回転スピード(ピッチ)
- 歩数を減らす(ストライド)
です。
この二つの要素を兼ね備えることでフットワークのスピードが上がります。
足の回転スピードを上げても、一歩一歩が小さくては進みませんし、一歩を大きく踏み出せたとしても足の回転スピードが遅ければスピードは上がりません。
フットワークのスピードを高めるために、この二つの要素を鍛えていきましょう。
【まずは押さえておきたい】フットワークの基礎!4つのステップをマスターしよう
両立は難しい
ピッチを上げることと、ストライドを伸ばすこと、これらを両立できれば苦労しないのですが・・・。
この二つは相反する能力ですので、速く大きくは非常に難しい課題です。
多くの人がこの二つを同時に実行しようとしてしまったり、二つの動作を整理できずにおこなっています。
フットワークのイメージしやすい表現に整理します。
ピッチが速いフットワーク
⇒「キレのある動き」
大きな歩幅で動けるフットワーク
⇒「ノビのある動き」
とすると分かりやすいですね。
【基礎となるステップ練習】4つの基本ステップレベルアップ編~大小のステップ使い分け~
「キレ」と「ノビ」を別々に練習する
キレとノビを両立することは難しいというお話をしました。
ではどうすればよいのでしょうか。
答えは簡単!
別々に練習するということです。
フットワーク練習の際に、
「キレ」のあるフットワークを練習するのであれば
徹底的に「キレ」を練習
逆に「ノビ」の練習をするのであれば
「ノビ」を徹底的に練習
するという方法です。
キーワードとなるのは、
接地時間と動きの大きさ
です。
【身につけたいステップ】フットワーク~後方移動の基本、スキップターン~
キレのフットワークのキーワード
キレのあるフットワークおこなうためのキーワードとなるのが、
- 足の接地時間を短く
- 動きを小さく
キレのフットワークは近距離移動に適しています。
キレのフットワークを身につけることでシングルスの甘くなった球や、ダブルスのスピードUPを狙うことができます。
ノビのフットワークのキーワード
ノビのあるフットワークのキーワードとなるのが、
- 足の接地時間を長く
- 動きを大きく
ノビの動きは、コートの隅まで動いたり、長い距離を移動する場合に適しています。
前後の動きや、左右の動きなど大きく動かされる場面でのスピードUPを狙うにはノビを鍛えていきましょう。
まとめ
フットワークのスピードを高めるための要素は二つ
- 脚の回転スピード(ピッチ)
- 歩数を減らす(ストライド)
足の回転を速くするフットワークを
⇒「キレのフットワーク」
足のストライドを大きくするフットワークを
⇒「ノビのフットワーク」
と位置付けます。
キレとノビを同時におこなうことはとても難しいです。
そこで、キレとノビをわけて練習しましょう!
キレの練習は、近距離をステップを速く、動きを小さくおこないます。
ノビの練習は、長距離を接地時間を長くし、大きな動きでおこないます。
「キレ」と「ノビ」それぞれを別々に練習することで
「キレ」「ノビ」それぞれの能力を高めていきましょう。
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