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バック前「3つのフットワーク」

ボディコントロール
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こんにちは。

バドミントンコーチの齋藤(@usagi02_soushi)です。

 

バドミントンは前後左右そして斜め方向と様々な方向に動くスポーツです。

そこで重要になるのが、コート内を移動するフットワークの技術。

フットワーク次第でラリー力が高まったり、コントロールがよくなったりとフットワークはバドミントンのプレーに大きく影響します。

今回はバック前へのフットワークを紹介します。

【フットワークもリズムが重要】リズム感!バドミントンのリズムとは?

 

 

バック前へのフットワーク3種類

バック前へのフットワークを使うステップと歩数に応じて分類すると

3つにわけることができます。

 

バック前へのフットワーク3種類

  1. ビハインドクロス(シャセ)3歩
  2. ランニングステップ2歩(フロントターン)
  3. ランニングステップ3歩

【合わせて読みたい】ラウンド側「4つのフットワーク」のメリット・デメリット

 

 

ステップは二種類

バック前へのフットワークで使うステップは主に二つです。

  1. ビハインドクロス(シャセ)
  2. ランニングステップ

となります。

ステップについてはこちらの記事をご確認ください。

【押さえておきたい基礎ステップ】フットワークの基礎!4つのステップをマスターしよう

 

 

ビハインドクロス(シャセ)

フォア前やフォア奥など、フォア側のフットワークでは頻出したこのステップ。

以前フットワークの歩数~フォア側3歩とバック側2歩~の記事ではバック前は2歩が基本として書かせていただきましたが、バック側でもビハインドクロスステップを使います。

使う場面が限られるフットワークになりますが、覚えることでバック前への移動がよりスムーズになります。

【参考記事】フォア側のフットワークの足運びで指導に迷い~どちらの足をクロスするか~

 

 

ランニングステップ

ランニングステップは、コートの長い距離を移動するのに適しています

逆に、近場のフットワークにはあまり適していませんが、バック前については(右利き選手の場合)左足・右足と二歩で移動することができるため重要な動きとなります。

二歩の場合は、ターンの要素も含まれるので、フロントターンと呼ぶ場合もあります。

【大切なターン】フットワーク~後方移動の基本、スキップターン~

 

ランニングステップは二歩と三歩に分ける

ランニングステップはバック前移動の場合、移動距離によって歩数が変わります。

近距離の場合は、左足・右足の二歩!

もう少し距離が離れる場合は、右足・左足・右足の三歩

このように距離に応じて歩数を調整します。

 

 

3種類のフットワーク解説

さて、それではそれぞれのフットワークを動画を見ながら確認していきます。

 

【動画】ビハインドクロス(シャセ)3歩

最初にビハインドクロスです。

 

ビハインドクロスは前を狙いやすいフットワークです。

距離もスピードも出しやすいのが特長です。

バック前を狙っての基底面ため、予測を外されると動きが遅れやすいのがデメリットです。

自分のバック前に打ってくることが読めた場合には積極的に使いたいフットワークです。

【合わせて読みたい】フットワークのスピードUP方法。キレとノビを使いわける!

 

 

【動画】ランニングステップ2歩

ランニングステップ二歩バージョンです。

実際には左足でのターン動作も入っていますね。

このステップは歩数が少なく移動時間が短いのが特長です。

また、基底面が左右に近いので他のバック前以外にも移動しやすい

特長もあります。

相手の鋭いドロップを打たれた時や、相手のストロークが読めていないなど、コート全体をカバーしつつバック前に動くといったようにベースとなるフットワークといえます。

【ターンの技術】フットワーク~後方移動の基本、スキップターン~

 

 

【動画】ランニングステップ3歩

ランニングステップ三歩バージョンです。

距離が長い場合にはランニングステップを使います。

バック前のフットワークとして紹介していますが、後ろから前へのフットワークといっても良いかもしれません。

移動距離が長くとれることが特長です。

ネット際の浮いた球をプッシュしにいったり、相手に振り回されたところからネット前に移動したりと、距離を稼ぎたいときにはランニングステップを使います。

 

 

まとめ

バック前へのフットワークをまとめます。

 

バック前へのフットワークは3種類

  1. ビハインドクロス(シャセ)3歩
  2. 短距離~長距離で調整しやすい
  3. ランニングステップ2歩(フロントターン)
  4. ランニングステップ3歩

 

それぞれの特長

  1. ビハインドクロス(シャセ)3歩
    • 短距離~長距離に対応できる
    • バック前が読めているとき
    • バック前以外への動きが遅れやすい
  2. ランニングステップ2歩(フロントターン)
    • 短距離に対応できる
    • 歩数が少ない
    • バック前以外への動きも対応しやすい
  3. ランニングステップ3歩
    • 長い距離に対応しやすい
    • コート後方などから一気に前まで行きたいとき

 

バック前へのフットワークを3種類にわけて紹介しました。
それぞれの動きに特長があります。
使い分けることでバック前への移動を強化していきましょう。

【関連フットワーク記事】

フォア奥『3つのフットワーク』使い分け方法とメリット・デメリット

ラウンド側「4つのフットワーク」のメリット・デメリット

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

齋藤 聡史

齋藤 聡史

日本スポーツ協会公認コーチ(バドミントン)
ビーウェイ長野伊那店 代表
日本バドミントン専門店会認定『First Class Stringer(ファーストクラスストリンガー)』
バドチュー.NET運営

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):179cm / 68kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→総合型地域スポーツクラブ→起業

バドチュー.NETを運営しています。
長野県伊那市にてラケットスポーツ専門店の経営とバドミントンインストラクターをやっています。

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを開始。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習というテーマに興味を持つ。
長野では小中学生から大人までバドミントン指導を展開。
バドミントンの上達や活性化には用具選びやメンテナンスが必要と考え、2021年コロナ渦にもかかわらずビーウェイ長野伊那店を開業。

さらに詳しいプロフィールは
http://badchu.net/uneisyajouhou

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